Surface Pro 3 に最適化されたミュージシャン、音楽教師、学生向けの Sibelius が登場

(この記事は 2015 年 4 月 14 日に Surface Blog に投稿された記事 The new Sibelius: built for Surface Pro 3, designed for musicians, teachers, and students の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Sibelius は世界中のミュージシャン、作曲家、編曲者、出版社、音楽教育者やその生徒たちに愛用されている世界で最も人気の作曲/楽譜作成ソフトウェアです。Surface チームは業界トップ レベルの信頼を誇るこのツールを Surface でさらに便利に使用していただけるように、Sibelius チームと協力して、タッチやペンを使ったまったく新しい楽曲制作の方法やアイデアの共有方法がないかを模索しました。これにはまず、米国内の作曲家や音楽教育関係者に意見を聞き、どうすれば Surface Pro 3 と Sibelius を使った楽曲制作や音楽教育をユーザーの満足のいくものにできるかを考えました。こうして新しいエクスペリエンスが生み出され、今回ご提供できることになりました。皆様にもきっと気に入っていただけるはずです。

 

今週末、Avid 社の Sibelius チームが Surface Pro 3 に最適化された次世代 Sibelius を発表しました。ここではその内容についてご紹介します。

 

[View:https://youtu.be/DozJwBAm2lo:0:0]

 

タッチやジェスチャですばやく簡単に操作可能

Surface Pro 3 のタッチ スクリーンを最大限に活用できるマルチタッチ対応により、Sibelius を自由自在に使いこなせるようになりました。指でピンチやズームの操作を行ったり、すばやくスワイプして楽譜をスクロールしたり、あらかじめ定義されたズーム レベルを設定してダブルタップで瞬時にズームイン/ズームアウトをしたりすることができます。これは長い楽譜で作業をしている場合に非常に便利な機能です。

 

Surface ペンと新しい注釈書き込みモードを使用して楽譜にコメントを付ける

まるでペンと紙を使っているかのように、Surface ペンで Sibelius 上の楽譜にメモを残すことができます。注釈を書き込める新しいモードを使用すると、作曲しながら変更点に関する自分用のメモを付けたり、仲間に編集内容やフィードバックを伝えたりできるため、共同作業やレビューがスムーズに進みます。項目をマークして、編曲者、演奏家、生徒へのコメントや指示を書き込むこともできます。注釈は自動的に作業箇所の小節線に添付されるため、どこに行ったかわからなくなる心配がありません。メモは楽譜と一緒に印刷、共有可能で、不要な場合はモードをオフにして楽譜のみを印刷することもできます。

 

Surface ペン、スクリーン キーボード、指板を使用して音符の追加や編集を行う

Surface ペンでタップして楽譜に音符を追加したり、スクリーン キーボードや指板を使ってその場で曲を演奏したりすることができます。さらに、曲の選択、消去、編集は、Surface ペンに付いている 2 つのボタンからも行えます。Sibelius を Surface Pro 3 で使用すれば、机の前で作業する必要がないのでどこからでも作曲できるようになります。

 

大きな表示でタッチ操作が簡単に。高解像度 Surface Pro 3 ディスプレイにも対応

新しい Sibelius は、Surface Pro 3 で操作しやすくなっただけでなく、外観も美しくなりました。Surface Pro 3 では、高解像度ディスプレイがサポートされているため、楽譜の隅々まで鮮明に表示されます。また、更新されたインターフェイスでは、項目が大きく表示されるのでタッチしやすく、以前よりもスムーズに操作できます。

新しい Sibelius の詳細については、こちら (英語) を参照してください。

皆様が Surface で作曲した作品や、教育、制作、演奏などをした体験をぜひ Twitter (@stpitts 、#SurfacePen) までお寄せください。お待ちしています。

Stuart Pitts

Surface チーム プロダクト マーケティング マネージャー