Visual Studio 2010によるジャンプリストの操作

先日よりMSDN Subscription上で日本語版 Beta2が公開されています。

今回は、このVisual Studio 2010 Beta 2を使用して、Windows 7 のジャンプリストを操作してみます。

ちなみに、同僚のエバンジェリスト岩田のブログでは、既に手続き型のコードによる手法が記載されていますので、こちらはWPF(XAML)を使用してみます。

■手順1
WPFアプリケーションを新規作成します。

image

■手順2
App.xamlを開きます。

image

■手順3
Boldの部分のコードを追加します。

<Application x:Class="Demo.App"              xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"              xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"              StartupUri="MainWindow.xaml">     <Application.Resources>     </Application.Resources>

    <JumpList.JumpList> <JumpList ShowFrequentCategory="True" ShowRecentCategory="True"> <JumpTask Title="ワードパッド" Description="ワードパッドを開く" ApplicationPath="write.exe" IconResourcePath="write.exe"/> </JumpList> </JumpList.JumpList> </Application>

■手順4
実行して確認します。

image

上記のように、非常に簡単な手順でジャンプリストを操作することが可能です。
ここには書いていませんが、サムネイルツールバーやサムネイルボタンなどの実装もWPFで可能です。もちろんデータバインドすることも出来ます。

ロジックは手続き型、UIは宣言型と分離することがWPFの利点の一つなのですが、Windows7の機能実装でも、この性格が生きていることが分かると思います。

Windows FormからWPFに移行する時期が来たのかなと思って頂けると幸いです。