Azure Media Services Explorer の紹介 – その1:カスタム プロファイルでエンコードする例

こんにちは、マルチメディア サポートチームです。

今回の記事で、Azure Media Services を利用するお客様に便利なツールを紹介したいと思います。

皆様がご存知の通り、Azure のポータルから一つのファイルのアップロードやプリセット エンコード等のいくつかの機能が利用できます。しかし、複数ファイルをアップロードしたり、詳細な設定でカスタムエンコードしたりする等の動作を実行するには SDK でツールを開発する必要があります。Azure Blog で紹介された Azure Media Services Explorer ツールを使用することで、プログラムを開発することなく利用できます。

GITHUB サイトからツールを取得できます。(ソース コードも取得できますのでアプリケーション開発者の方も参考になると思います)

以下の URL をご確認ください。

 

Azure Media Services Explorer

https://github.com/Azure/Azure-Media-Services-Explorer/releases/tag/v3.0.0.9

ツールを開発したチームの英語ブログは以下の URL から確認できますので、詳細な仕様についてはご参照ください。

 

Managing Media Workflows with the new Azure Media Services Explorer Tool

https://azure.microsoft.com/blog/2014/10/08/managing-media-workflows-with-the-new-azure-media-services-explorer-tool

 

■ カスタム プロファイル にてエンコードする例

Azure にアップロードしたコンテンツをエンコードすることはポータルから可能ですが、図 1 のように、特定のプリセットしか使用することはできません。

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図 1 ポータルからプリセットエンコード

しかし、カスタム プロファイルを利用すると、より多くの機能を設定し、お客様が作成した独自のプロファイルに合わせてエンコードするこは可能になります。通常は、カスタム プロファイルに合わせてエンコードするには、お客様に SDK を利用したアプリケーション開発する必要があります。Azure Media Services Explorer で簡単にカスタム プロファイルを選択する機能を提供しています。その手順は:

1. Azure Media Services にログインした後に、コンテンツをアップロードします。

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2. アップロード完了した後に、Asset タブからコンテンツを選択します。

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3. Process から 「Encode asset(s) with Azure Media Encoder (advanced mode with custom preset)」

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4. AME Advanced Encoding ダイアログが表示されます。

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5. 「Load a custom XML file」 からカスタム プロファイルを参照し、「Launch encoding」のボタンからエンコード開始させます。

ツールをインストールする時、テンプレートのカスタム プロファイル ( XML ファイル) も一緒にインストールされますので、独自のプロファイルを作成する時にもご参照ください。