モック応答
適用対象: すべての API Management レベル
mock-response
ポリシーは、名前が示すとおり、API と操作の模擬テストを実行するために使用します。 通常のパイプライン実行を取り消し、モック応答を呼び出し元に返します。 ポリシーは常に、再現性が最も高い応答を返そうとします。 使用可能な場合は、応答コンテキストの例が優先されます。 スキーマは提供され、例は提供されていない場合、スキーマから応答サンプルが生成されます。 例もスキーマも見つからない場合、コンテキストなしの応答が返されます。
Note
ポリシーの要素と子要素を、ポリシー ステートメントで指定された順序で設定します。 API Management ポリシーを設定または編集する方法について説明します。
ポリシー ステートメント
<mock-response status-code="code" content-type="media type"/>
属性
属性 | 説明 | 必要 | Default |
---|---|---|---|
status-code | 応答の状態コードを指定し、対応する例またはスキーマを選択するために使用します。 ポリシー式は使用できません。 | いいえ | 200 |
content-type | Content-Type 応答のヘッダー値を指定し、対応する例またはスキーマを選択するために使用します。 ポリシー式は使用できません。 |
いいえ | なし |
使用法
- ポリシー セクション: inbound、outbound、on-error
- ポリシー スコープ: グローバル、ワークスペース、製品、API、操作
- ゲートウェイ: クラシック、v2、従量課金、セルフホステッド、ワークスペース
使用上の注意
- ポリシー式は、このポリシーの属性値では使用できません。
例
<!-- Returns 200 OK status code. Content is based on an example or schema, if provided for this status code. First found content type is used. If no example or schema is found, the content is empty. -->
<mock-response/>
<!-- Returns 200 OK status code. Content is based on an example or schema, if provided for this status code and media type. If no example or schema found, the content is empty. -->
<mock-response status-code='200' content-type='application/json'/>
関連ポリシー
関連するコンテンツ
ポリシーに対する処理の詳細については、次のトピックを参照してください。
- チュートリアル:API を変換および保護する
- ポリシー ステートメントとその設定の一覧に関するポリシー リファレンス
- ポリシー式
- ポリシーの設定または編集
- ポリシー構成を再利用する
- ポリシー スニペットのリポジトリ
- Azure で Microsoft Copilot を使用してポリシーを作成する