Teams でディレクトリを検索するときに表示できるユーザーを制限する

Microsoft Teamsを使用すると、組織はディレクトリのカスタム ビューをユーザーに提供できます。 これらのビューは、次の場合に役立ちます。

  • 所属する組織において、テナント内に複数の会社があり、それらを切り離された状態で維持する場合。
  • ビジネス ポリシーでは、組織内の特定のグループが相互に通信できないようにする必要があります。
  • 所属する学校において、教職員と学生との間のチャットを制限する必要がある場合。

Teams でディレクトリを検索するときにユーザーが表示できるユーザーを制限するには、次の 2 つのオプションがあります。

いずれかのオプションを使用する場合は、Teams 管理センターで名前による検索を有効にする必要があります。

組織が 必要なライセンスとアクセス許可を満たしている場合は、情報バリアを使用することをお勧めします。

注意

情報バリア V1 とアドレス帳ポリシーは、構成時に新しい Teams クライアントのすべてのユーザー検索エントリ ポイントでユーザー検索に対して自動的に尊重されます。 検索でユーザーを非表示にするには、この設定を有効にする必要はありません。

名前で検索を有効にするには:

  1. Microsoft Teams管理センターで、[ Teams>Teams 設定] を選択します。

  2. [ 名前で検索] で、[ Exchange アドレス帳ポリシーを使用したディレクトリ検索のスコープ] の横にあるトグル を [オン] にします

注意

この変更が有効になるまでに数時間かかる場合があります。

名前による検索を有効にすると、[Teams に参加またはチームを作成する] に [チームの検索] ボックスとパブリック チームの一覧が非表示になります。 また、Teams の上部にあるコマンド ボックスに「 /join 」と入力することで、チームへの参加も無効になります。

Exchange アドレス帳ポリシーを使用したスコープ ディレクトリ検索が有効になっている場合、Exchange で非表示としてマークされているほとんどのアカウントは Teams 検索に表示されません。 [名前で検索] 設定に関係なく、個人の連絡先が表示されます。