読み取り専用のコンテンツ データベースを接続および復元する (SharePoint Server)
適用対象:2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
PowerShell を使用して、SharePoint Server で読み取り専用のコンテンツ データベースを接続および復元できます。
開始する前に
コンテンツ データベースが読み取り専用に設定されている SharePoint Server ファームは、ミラー化またはログ配布されたコンテンツ データベースに対して実行する障害復旧環境の一部として構成できます。または、別のバージョンのファームが更新されるときにユーザー アクセスを提供する保守用または修正用の高可用性環境の一部として構成することもできます。
この操作を開始する前に、前提条件に関する以下の情報を確認してください。
読み取り専用のデータベースを再度接続するとき、それらは読み取り/書き込み可能になります。
読み取り専用データベースを使用する方法の詳細については、「SharePoint Server で読み取り専用データベースを使用するファームを実行する」を参照してください。
PowerShell を使用して読み取り専用のコンテンツ データベースを接続および復元する
PowerShell のみを使用して読み取り専用のコンテンツ データベースを接続および復元できます。
PowerShell を使用して読み取り専用のコンテンツ データベースを接続および復元するには
次のメンバーシップがあることを確認します。
SQL Server インスタンスにおける securityadmin 固定サーバー ロール。
更新するすべてのデータベースに対する db_owner 固定データベース ロール。
PowerShell コマンドレットを実行するサーバーでの Administrators グループ。
管理者は Add-SPShellAdmin コマンドレットを使用して、SharePoint Server コマンドレットを使用する権限を付与できます。
注:
アクセス許可がない場合は、セットアップ管理者または SQL Server 管理者に連絡してアクセス許可を要求してください。 PowerShell アクセス許可の詳細については、「Add-SPShellAdmin」を参照してください。
SharePoint 管理シェルを起動します。
PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Mount-SPContentDatabase -Name <DatabaseName> -WebApplication <WebApplicationID> [-Verbose]
詳細は次のとおりです。
<DatabaseName> は、読み取り専用データベースです。
<WebApplicationID> は、読み取り専用のデータベースに割り当てられた ID です。
注:
Mount-SPContentDatabase
コマンドレットを使用してコンテンツ データベースをアタッチすることは、SQL Server ツールを使用して SQL Server にデータベースをアタッチする場合とは異なります。Mount-SPContentDatabase
では、コンテンツが読み取れるようにコンテンツ データベースを Web アプリケーションに関連付けます。
詳細については、「Mount-SPContentDatabase」を参照してください。
注:
コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。 Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。