検索診断を表示する (SharePoint Server)

適用対象:yes-img-13 2013yes-img-162016 yes-img-192019 yes-img-seSubscription Edition no-img-sopSharePoint in Microsoft 365

SharePoint Serverのサーバーの全体管理で、Search Service アプリケーションからのいくつかのクエリ正常性レポート、クロール正常性レポート、ログ、および利用状況レポートにアクセスし、それらを分析して、検索システムの正常性を監視できます。

はじめに

この操作を開始する前に、次の情報を確認してください。

  • 正常性レポートおよびログには、フル クロールが完了した後の情報のみが含まれます。

  • 正常性レポートおよびクロール ログを表示するには、Search Service アプリケーションの管理者である必要があります。 または、Farm Administrators グループのメンバーである管理者が Search Service アプリケーションに対する読み取りアクセス許可をユーザー アカウントに付与することもできます。 読み取りアクセス許可を持つユーザー アカウントは、Search Service アプリケーションの状態ページ、正常性レポート、およびクロール ログの表示のみを行うことができます。

クエリ正常性レポート

SharePoint Server では、クエリ パフォーマンスに関する以下のレポートが提供されます。

  • 傾向 (クエリの待機時間の傾向)

    指定された期間におけるクエリの待機時間 (ミリ秒単位) がパーセンタイルごとに表示されます。 たとえば、クエリ全体の 5 パーセントにあたるクエリの待機時間は、グラフの 5 パーセンタイル ラインによって示された待機時間よりも短いことが示されます。

    グラフには、指定された期間のクエリ レートのオーバーレイが含まれます。クエリ レートとは、1 分あたりにクエリ オブジェクト モデル (OM) によって結果が返されたクエリの数です。

    グラフには、分析のためのクロール レートおよび部分更新頻度のオーバーレイも含まれます。

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • クライアントの種類

    • 結果ページ (検索結果ページ)。詳細ログが有効になっている場合にのみ表示されます。

    既定では、グラフには Search Service アプリケーションのすべての結果ページのデータが表示されます。

  • 全体 (全体的なクエリの待機時間)

    指定された期間におけるクエリ レート (1 分あたりのクエリ数) がクエリの待機時間 (ミリ秒単位) のオーバーレイと共に表示されます。

    以下の領域ごとにクエリの待機時間が表示されます。

    • オブジェクト モデル。 Web サーバーとバックエンド間の通信にかかる時間です。

    • バックエンド。 クエリを変換し、インデックス検索を実行し、結果を処理し (重複の削除など)、結果をオブジェクト モデルに返すのにかかる時間です。

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • クライアントの種類

    • 結果ページ (検索結果ページ)。詳細ログが有効になっている場合にのみ表示されます。

      既定では、グラフには Search Service アプリケーションのすべての結果ページのデータが表示されます。

  • メイン フロー (既定の SharePoint フローのクエリの待機時間)

    指定された期間における、クエリと結果処理のメイン フロー内でのクエリの待機時間 (ミリ秒単位) が表示されます。 これは、システムがクエリを処理して結果を Web サーバーに返すまでの速度を示します。 グラフには、以下の項目に対するクエリの待機時間が表示されます。

    • クエリ ルール条件の照合

    • クエリの変換

    • クエリのルーティング

    • 結果の混合

    • レイアウトの選択

    • クエリのログ記録

    • その他

    グラフには、指定された期間のクエリ レートのオーバーレイが含まれます。

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • クライアントの種類

  • フェデレーション (フェデレーションのクエリの待機時間)

    検索先のすべての種類に対して、指定された期間におけるクエリの待機時間 (ミリ秒単位) が表示されます。

    既定では、グラフには Search Service アプリケーションのすべての結果ページのデータが表示されます。

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • クライアントの種類

    • 結果ページ (検索結果ページ)。詳細ログが有効になっている場合にのみ表示されます。

    • ソースの種類 (検索先の種類)

    • おすすめコンテンツ プロバイダー

    • Exchange Search プロバイダー

    • ローカルひとプロバイダー

    • ローカルの SharePoint プロバイダー

    • OpenSearch プロバイダー

    • 個人用のお気に入りプロバイダー

    • リモートひとプロバイダー

  • SharePoint 検索プロバイダー (ローカルの SharePoint 検索フローのクエリの待機時間)

    ローカルの SharePoint 検索プロバイダーによって処理されたすべてのクエリに対して、指定された期間におけるクエリの待機時間 (ミリ秒単位) が表示されます。 グラフには、以下の項目に対するクエリの待機時間が表示されます。

    • キーワード解析

    • 言語

    • おすすめ候補のセキュリティによるトリミング

    • セキュリティ トークン構築

    • インデックス検索

    • 結果の種類の処理

    • カスタム セキュリティによるトリミング

    • サマリー生成

    • その他

    グラフには、指定された期間のクエリ レートのオーバーレイが含まれます。

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • クライアントの種類

  • ひとの検索プロバイダー (ひとの検索フローのクエリの待機時間)

    ローカルのひとの検索プロバイダーによって処理されたすべてのクエリに対して、指定された期間におけるクエリの待機時間 (ミリ秒単位) が表示されます。 グラフには、以下の領域ごとにクエリの待機時間が表示されます。

    • キーワード解析

    • 言語

    • ひとの処理

    • セキュリティ トークン構築

    • インデックス検索

    • 結果の種類の処理

    • カスタム セキュリティによるトリミング

    • サマリー生成

    • その他

    グラフには、指定された期間のクエリ レートのオーバーレイが含まれます。

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • クライアントの種類

  • インデックス エンジン (インデックス エンジンのクエリの待機時間

    フィルター処理したインデックス サーバーごとに、指定された期間におけるクエリの待機時間 (ミリ秒単位) が表示されます。 既定では、グラフには Search Service アプリケーションのすべての結果ページのデータが表示されます。 このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • インデックス サーバー (1 つ以上のインデックス パーティションをホストするコンピューター)

    • 結果ページ (検索結果ページ)。詳細ログが有効になっている場合にのみ表示されます。

    グラフには、指定された過去の期間のインデックス検索時間のオーバーレイが含まれます。 インデックス検索時間とは、特定の 1 分間においてインデックス エンジンが結果を返すのにかかった平均時間です。 インデックス検索時間は、インデックス エンジンによって結果が返されたクエリに対してのみ適用されます。

クエリ正常性レポートを表示するには

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Search Service アプリケーションの管理者であるか、このアプリケーションに対する読み取りアクセス許可を持っていることを確認します。

  2. サーバーの全体管理の [ アプリケーション構成の管理] で、[ サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーション] ページで、Search Service アプリケーションをクリックします。

  4. [検索管理] ページのサイド リンク バーの [ 診断] セクションで、[ クエリの正常性レポート] をクリックします。

  5. [Search Service アプリケーション: クエリ待機時間の傾向] ページで、表示するクエリ レポートをクリックします。

クロール正常性レポート

SharePoint Server では、クロールの正常性に関する以下のレポートが提供されます。

  • クロール レート

    指定された期間における、以下の項目のグラフおよび概要が表示されます。

    • 1 分あたりにクロールされたコンテンツ アイテムの数。 これには以下の項目が含まれます。

    • 総コンテンツ アイテム数

    • 変更済みアイテム。 変更されて再クロールされたコンテンツ アイテムです。

    • 変更なしのアイテム。 変更と再クロールのどちらも行われていないコンテンツ アイテムです。

    • セキュリティ アイテム。 セキュリティ属性が変更されたコンテンツ アイテムです。

    • 削除済みアイテム。 コンテンツ ソースから削除されており、インデックスからの削除も必要なコンテンツ アイテムです。

    • 1 分あたりに実行された他のクロール操作の平均数。 これには以下の項目が含まれます。

    • 再試行 (クロールの再試行)

    • エラー (クロール エラー)

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • コンテンツ ソース (例: ローカルの SharePoint サイト)

    • マシン

  • クロールの待ち時間

    以下の項目ごとに、指定された時間における、クロールの負荷を形成するアイテム数のグラフが表示されます。

    • クローラー キュー内

    • コンテンツ処理への送信待ち

    • コンテンツ処理に送信済み

    • コミット待ち (SQL)

    このレポートはマシンによってのみフィルター処理できます。

    指定された期間における、クロールの待ち時間、つまり、フィード パイプライン内の以下の各サブシステムに各コンテンツ アイテムが入っている時間 (ミリ秒) のグラフおよび概要も表示されます。

    • クローラー

    • プロトコル ハンドラー (PH)

    • リポジトリ

    • SQL 時間

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • コンテンツ ソース (例: ローカルの SharePoint サイト)

    • マシン

  • クロール キュー

    指定された期間における、以下の 2 つのクロール キュー内のアイテム数が表示されます。

    • 処理されるリンク。 クロールされていない URL のうち、クロールのためにキューに入れられた URL の数です。

    • キューに入れられたトランザクション。 クロールされた URL のうち、クロール パイプラインでの処理のためにキューに入れられた URL の数です。

    このレポートは、開始日時および終了日時によってフィルター処理できます。

  • クロール更新の確認間隔

    指定された期間における、検索システムによってインデックス付けされていたコンテンツの更新の確認間隔が表示されます。 各ドキュメントの最終更新タイム スタンプが、グラフに指定された時間と比較されます。 コンテンツの更新の確認間隔を以下のように表示できます。

    • 過去 1 か月未満

    • 過去 1 週間未満

    • 過去 1 日未満

    • 過去 4 時間未満

  • コンテンツ処理アクティビティ

    指定された期間における、以下の項目のコンテンツ処理にかかった時間が表示されます。

    • コンテンツ ソース

    • マシン

    • コンテンツ処理コンポーネント

    • コンテンツ処理アクティビティ

    グラフには、以下のようなさまざまなコンテンツ処理アクティビティにかかった時間が表示されます。

    • 言語処理

    • ドキュメント解析

    • ドキュメント概要の生成

    • インデックス作成

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • 開始日時

    • 終了日時

    • コンテンツ ソース

    • マシン

    • コンテンツ処理コンポーネント名

    • 処理アクティビティ

  • CPU およびメモリの負荷

    指定された期間における、CPU 使用率 (パーセント)、メモリ使用量 (メガバイト)、および以下のプロセスに関するシステム概要が表示されます。

    • MSSDmn

    • MSSearch

    • NodeRunner

    • Timer

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • マシン

    • 開始日時

    • 終了日時

  • 継続的クロール

    指定された期間におけるプロセスにかかった時間 (ミリ秒単位) が以下の検出時間 (分単位) のオーバーレイと共に表示されます。

    • リンク テーブル内の時間

    • キュー テーブル内の時間

    • クローラー時間

    • PH (プロトコル ハンドラー) 時間

    • リポジトリ時間

    • コンテンツ パイプライン時間

    • SQL 時間

    このレポートは次の項目によってフィルター処理できます。

    • コンテンツ ソース

    • 開始日時

    • 終了日時

クロール正常性レポートを表示するには

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Search Service アプリケーションの管理者であるか、このアプリケーションに対する読み取りアクセス許可を持っていることを確認します。

  2. サーバーの全体管理の [ アプリケーション構成の管理] で、[ サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーション] ページで、Search Service アプリケーションをクリックします。

  4. [検索管理] ページのサイド リンク バーの [ 診断] セクションで、[ クロールの正常性レポート] をクリックします。

  5. [Search Service アプリケーション: クロール レポート] ページで、表示するクロール正常性レポートをクリックします。

クロール ログ

クロール ログは、クロールされたコンテンツの状態に関する情報を追跡します。 このログを使用すると、クロールされたコンテンツがインデックスに正常に追加されたか、クロール ルールに基づいて除外されたか、またはインデックス処理がエラーで失敗したかを確認できます。 また、クロール ログには、最後にクロールが成功した時刻、クロール ルールの適用の有無など、各種情報が含まれます。 クロール ログを使用すると、検索に関する問題を診断できます。

クロール ログを表示するには

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Search Service アプリケーションの管理者であるか、このアプリケーションに対する読み取りアクセス許可を持つことを確認します。

  2. サーバーの全体管理の [ アプリケーション構成の管理] で、[ サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーション] ページで、Search Service アプリケーションをクリックします。

  4. [検索管理] ページのサイド リンク バーの [ 診断] セクションで、[ クロール ログ] をクリックします。

  5. [クロール ログ - コンテンツ ソース] ページで、目的のビューをクリックします。

クロール ログのビュー

次の表に、クロールされたコンテンツの状態を確認するために選択できる各種ビューを示します。

クロール ログのビューの概要

View 説明
コンテンツ ソース コンテンツ ソースごとにクロールされたアイテムの概要が表示されます。 成功、警告、エラー、最上位レベルのエラー、および削除されたアイテムが表示されます。 このビューに表示されるデータは、コンテンツ ソースごとにインデックスに既に含まれているアイテムの現在の状態を表します。

最後のクロール、過去 24 時間、過去 7 日間、および過去 30 日間における、コンテンツ ソースのクロールの完了にかかった平均時間も確認できます。 また、クロール時間の進展を表示でき、特定のコンテンツ ソースのサイズが縮小または増大しているかどうかを確認できます。
ホスト名 ホストごとにクロールされたアイテムの概要が表示されます。 成功、警告、エラー、削除されたアイテム、最上位レベルのエラー、およびクロールされたアイテムの合計数が表示されます。 このビューに表示されるデータは、ホストごとにインデックスに既に含まれているアイテムの現在の状態を表します。
クロール履歴 クロール中に完了したクロール トランザクションの概要が表示されます。 1 回のクロールで 1 つのアイテムに複数のクロール トランザクションが処理されることがあるので、トランザクションの数はアイテムの総数より多くなる場合があります。 このビューには、以下のクロールのデータが表示されます。

フル 。 コンテンツ ソース内のすべてのアイテムをクロールします。

増分 。 前回のフル クロールまたは増分クロール以降に変更されたアイテムをクロールします。 この種類のクロールは、スケジュール設定されている場合のみ実行されます。

削除 。 コンテンツ ソースから開始アドレスが削除されている場合、削除クロールは、フル クロールまたは増分クロールが実行される前に、削除された開始アドレスに関連付けられていたアイテムをインデックスから削除します。 この種類のクロールはスケジュール設定できません。

継続的 。 SharePoint コンテンツ ソース内のアイテムを非常に短い間隔でクロールします。

このビューに表示されるデータは、検索管理データベースから提供されます。 コンテンツ ソースに基づいて結果をフィルター処理できます。

このビューでは、クロール レートおよびリポジトリの待機時間も表示されます。
エラーの詳細 コンテンツ ソースごとまたはホスト名ごとにエラーの概要が表示されます。 このビューのデータは、クロール データベースの MSSCrawlURLReport テーブルから提供されます。 コンテンツ ソースまたはホストに基づいてフィルター処理できます。

フィルターのドロップダウン ボックスには、エラーが含まれるコンテンツ ソースのみが表示されることに注意してください。 インデックスに含まれていないアイテムにエラーがあっても、このビューにそのエラーは表示されません。
データベース この Search Service アプリケーションで使用されるクロール データベースの状態を表示できます。
URL ビュー コンテンツ ソース、URL、またはホスト名に基づいてクロール ログを検索したり、インデックス内のすべてのアイテムの詳細を表示したりできます。 このビューに表示されるデータは、クロール データベースの MSSCrawlURLReport テーブルから提供されます。 [ 状態]、[ メッセージ]、[ 開始時刻]、および [ 終了時刻] の各フィールドを設定して、結果をフィルター処理できます。

URL ビューには表示 URL のみが表示されます。 複数のアイテムが同じ表示 URL (例: フォルダーまたはビューの表示 URL) および異なるアクセス URL を持つ場合、同じ表示 URL が URL ビューに複数回表示されます。 クロール データベースを直接照会して、同じ表示 URL を持つアイテムを確認できます。

次の表は、コンテンツ ソース、ホスト名、クロール履歴の各ビューで使用可能な追加の列を示しています。 これらの列は、クロールされたアイテムに関する情報を示します。

コンテンツ ソース、ホスト名、クロール履歴の各ビューでの追加の列の概要

アイテム 説明
成功 アイテムは正常にクロールされており、検索可能です。
警告 アイテムは正常にクロールされなかった可能性があり、検索可能でない可能性があります。
エラー アイテムは正常にクロールされておらず、検索可能でない可能性があります。
最上位レベルのエラー トップレベルのドキュメント (開始アドレス、仮想サーバー、コンテンツ データベースなど) のエラーです。 最上位レベルのエラーはすべて、それぞれ 1 個のエラーとしてカウントされますが、すべてのエラーが最上位レベルのエラーとしてカウントされるわけではありません。 [ エラー] 列には [ 最上位レベルのエラー] 列のカウントが含まれるので、ホスト名ビューでは最上位レベルのエラーは再カウントされません。
削除 インデックスから削除されていて、検索できなくなったアイテムです。
変更なし アイテムはクロールとクロールの間で変更されませんでした。 この列は、クロール履歴ビューにのみ表示されます。
セキュリティ更新 アイテムのセキュリティ設定が変更されたためにそのセキュリティ設定がクロールされました。 この列は、クロール履歴ビューにのみ表示されます。
セキュリティ エラー アイテムのセキュリティの更新によってエラーが発生しました。 この列は、クロール履歴ビューにのみ表示されます。

利用状況レポート

[利用状況レポートの表示] ページで提供されている利用状況レポートおよび検索レポートを使用して、このサイトコレクションに関して収集された利用状況データを表示できます。

利用状況レポートを表示するには

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Search Service アプリケーションの管理者であるか、このアプリケーションに対する読み取りアクセス許可を持っていることを確認します。

  2. サーバーの全体管理の [ アプリケーション構成の管理] で、[ サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーション] ページで、Search Service アプリケーションをクリックします。

  4. [検索管理] ページのサイド リンク バーの [ 診断] セクションで、[ 使用状況レポート] をクリックします。

  5. [利用状況レポートの表示] ページで、表示する利用状況レポートまたは検索レポートのビューをクリックします。

次の表に、選択できる各種利用状況レポートおよび検索レポートを示します。

利用状況レポートまたは検索レポートの概要

利用状況レポートまたは検索レポート 説明
クエリの数 このレポートには、実行された検索クエリの数が表示されます。 このレポートを使用して、検索クエリの量に関する傾向を特定したり、検索活動の多い時間と少ない時間を確認したりします。
日ごとの上位のクエリ このレポートには、最も人気の高い検索クエリが表示されます。 このレポートを使用して、訪問者が求める情報の種類を把握します。
月ごとの上位のクエリ このレポートには、最も人気の高い検索クエリが表示されます。 このレポートを使用して、訪問者が求める情報の種類を把握します。
日ごとの放置されたクエリ このレポートには、クリックスルー率が少なかった人気の高い検索クエリが表示されます。 このレポートを使用して、ユーザー満足度の低い可能性のある検索クエリを特定し、コンテンツの検出可能性を改善します。 その後、クエリ ルールを使用して、クエリの結果を向上させることを検討します。
月ごとの放置されたクエリ このレポートには、クリックスルー率が少なかった人気の高い検索クエリが表示されます。 このレポートを使用して、ユーザー満足度の低い可能性のある検索クエリを特定し、コンテンツの検出可能性を改善します。 その後、クエリ ルールを使用して、クエリの結果を向上させることを検討します。
日ごとの結果なしのクエリ このレポートには、結果を返さなかった人気の高い検索クエリが表示されます。 このレポートを使用して、ユーザー満足度の低い可能性のある検索クエリを特定し、コンテンツの検出可能性を改善します。 その後、クエリ ルールを使用して、クエリの結果を向上させることを検討します。
月ごとの結果なしのクエリ このレポートには、結果を返さなかった人気の高い検索クエリが表示されます。 このレポートを使用して、ユーザー満足度の低い可能性のある検索クエリを特定し、コンテンツの検出可能性を改善します。 その後、クエリ ルールを使用して、クエリの結果を向上させることを検討します。
日ごとのクエリ ルールの利用状況 このレポートには、クエリ ルールのトリガーの頻度、使用されている辞書用語の数、および提示された結果をユーザーがクリックする頻度が表示されます。 このレポートを使用して、クエリ ルールおよび提示された結果がユーザーにとってどの程度役に立っているかを確認します。
月ごとのクエリ ルールの利用状況 このレポートには、クエリ ルールのトリガーの頻度、使用されている辞書用語の数、および提示された結果をユーザーがクリックする頻度が表示されます。 このレポートを使用して、クエリ ルールおよび提示された結果がユーザーにとってどの程度役に立っているかを確認します。