反復子とは
反復子は、 セレクター から返される項目を列挙します。 反復子は配列に似ていますが、インデックスを使用して項目に直接アクセスすることはできません。 反復子は、項目のセット全体ではなく、一度に 1 つの項目のみを読み込むことにより、メモリ負荷を軽減するのにも役立ちます。 反復子には、次のメソッドが含まれます。
- boolean hasNext() — 現在の位置がリストの最後の項目でない場合は true を返します
- Object next() — 現在位置を進め、新しい位置にあるオブジェクトを返します
- totalNumEntities() — 反復子で使用できる項目の数を返します。
次のコードは、反復子を使用してアカウント内のすべての広告グループを反復処理する方法を示しています。
var iterator = AdsApp.adGroups().get();
while (iterator.hasNext()) {
var adGroup = iterator.next();
}
注:
反復子は、 for-of ループコンストラクトをサポートしていません。 例:
for (var campaign of AdsApp.campaigns().get())
反復子の一覧を次に示します。
- AdGroupIterator
- AdIterator
- AdParamIterator
- BingAdsAccountIterator
- BudgetIterator
- CampaignIterator
- ExcludedLocationIterator
- KeywordIterator
- NegativeKeywordListIterator
- ProductGroupIterator
- TargetedLocationIterator