データ ソース ビュー内のテーブルまたは名前付きクエリの置換 (Analysis Services)
適用対象:
SQL Server Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium
データ ソース ビュー デザイナーでは、データ ソース ビュー (DSV) 内のテーブル、ビュー、または名前付きクエリを、同じデータ ソースまたは異なるデータ ソースの別のテーブルやビュー、あるいは DSV で定義されている名前付きクエリに置換できます。 テーブルを置き換えると、テーブルへの参照を持つSQL Server Analysis Services データベースまたはプロジェクト内の他のすべてのオブジェクトは、DSV 内のテーブルのオブジェクト ID が変更されないため、引き続きテーブルを参照します。 名前や列の型の一致に基づいて、引き続き関連のあるリレーションシップは維持されます。 これに対して、テーブルを削除して追加した場合、参照とリレーションシップは失われるので、再作成する必要があります。
テーブルを別のテーブルに置換するには、プロジェクト モードのデータ ソース ビュー デザイナー内のソース データに対するアクティブな接続が必要です。
データ ソース ビュー内のテーブルをデータ ソース内の別のテーブルに置換することが最も頻繁に行われます。 ただし、名前付きクエリをテーブルに置換することもできます。 たとえば、以前にテーブルを名前付きクエリに置換し、今回はテーブルに戻す場合があります。
重要
データ ソース内のテーブルの名前を変更した場合は、DSV を更新する前に、テーブルの置換手順を実行し、名前を変更したテーブルを DSV 内の対応するテーブルのソースとして指定します。 置換および名前変更の手順を行うと、DSV 内のテーブル、テーブルの参照、およびテーブルのリレーションシップは維持されます。 この手順を実行しないと、DSV を更新したときに、データ ソース内の名前を変更したテーブルは削除されたと見なされます。 詳細については、「 データ ソース ビュー (Analysis Services) でスキーマを更新する」を参照してください。
テーブルを名前付きクエリで置換する
SQL Server Data Toolsで、プロジェクトを開くか、テーブルまたは名前付きクエリを置き換えるデータ ソース ビューを含むデータベースに接続します。
ソリューション エクスプローラーで、 [データ ソース ビュー] フォルダーを展開して、データ ソース ビューをダブルクリックします。
[名前付きクエリの作成] ダイアログ ボックスを開きます。 [テーブル] または ダイアグラム ペインで、置換するテーブルを右クリックし、 [テーブルの置換] をポイントして [新しい名前付きクエリの使用]をクリックします。
[名前付きクエリの作成] ダイアログ ボックスで名前付きクエリを定義し、 [OK]をクリックします。
変更したデータ ソース ビューを保存します。
テーブルまたは名前付きクエリを別のテーブルで置換する
SQL Server Data Toolsで、プロジェクトを開くか、テーブルまたは名前付きクエリを置き換えるデータ ソース ビューを含むデータベースに接続します。
ソリューション エクスプローラーで、 [データ ソース ビュー] フォルダーを展開して、データ ソース ビューをダブルクリックします。
[テーブルと他のテーブルとの置換] ダイアログ ボックスを開きます。 [テーブル] または ダイアグラム ペインで、置換するテーブルまたは名前付きクエリを右クリックし、 [テーブルの置換] をポイントして [他のテーブルを使用]をクリックします。
[テーブルと他のテーブルとの置換] ダイアログ ボックスで、次の操作を実行します。
[データソース] ボックスの一覧で、使用するデータ ソースを選択します。
テーブルまたは名前付きクエリを置換するテーブルを選択します。
[OK] をクリックします。
変更したデータ ソース ビューを保存します。