サポートされるデータ ソース (SSAS - 多次元)
適用対象: SQL Server Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium
このトピックでは、多次元モデルで使用できるデータ ソースの種類について説明します。
サポートされるデータ ソース
次の表のデータ ソースからデータを取得できます。 SQL Server Data Toolsをインストールする場合、セットアップでは、各データ ソースに一覧表示されているプロバイダーはインストールされません。 プロバイダーは、他のアプリケーションと共にコンピューターに既にインストールされている場合もあれば、プロバイダーをダウンロードしてインストールしなくてはならない場合もあります。
注意
Oracle OLE DB プロバイダーなどのサード パーティ プロバイダーを使用して、サード パーティ製データベースと接続することもできます。ただし、その場合は、プロバイダーの提供元が使用するデータベースをサポートしていることが条件となります。
source | バージョン | ファイルの種類 | プロバイダー* |
---|---|---|---|
Access データベース | Microsoft Access 2010、2013、2016 | .accdb または .mdb | Microsoft Jet 4.0 OLE DB Provider |
SQL Server リレーショナル データベース* | Microsoft SQL Server 2008、2008 R2、2012、2014、2016、Azure SQL Database、Azure Synapse Analytics (SQL Data Warehouse)、Microsoft Analytics Platform System (APS) 注: Azure.com のSQL Databaseの詳細については、以下を参照してください。 注: Analytics Platform System (APS) は、以前は SQL Server Parallel Data Warehouse (PDW) と呼ばれていました。 当初、Analysis Services から PDW に接続するには、特別なデータ プロバイダーが必要でした。 このプロバイダーは、SQL Server 2012 で変更されました。 SQL Server 2012 以降、PDW/APS への接続には、SQL Server Native Client が使用されます。 |
(該当なし) | OLE DB Provider for SQL Server SQL Server Native Client OLE DB プロバイダー SQL Server Native 11.0 Client OLE DB プロバイダー .NET Framework Data Provider for SQL Client |
Oracle リレーショナル データベース | Oracle 9i、10g、11g、12g | (該当なし) | Oracle OLE DB プロバイダー .NET Framework Data Provider for Oracle Client .NET Framework SQL Server 用データ プロバイダー OraOLEDB MSDASQL |
Teradata リレーショナル データベース | Teradata V2R6、V12 | (該当なし) | TDOLEDB OLE DB プロバイダー .Net Data Provider for Teradata |
Informix リレーショナル データベース | V11.10 | (該当なし) | Informix OLE DB プロバイダー |
IBM DB2 リレーショナル データベース | 8.1 | (該当なし) | DB2OLEDB |
Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE) リレーショナル データベース | 15.0.2 | (該当なし) | Sybase OLE DB プロバイダー |
その他のリレーショナル データベース | (該当なし) | (該当なし) | OLE DB プロバイダー |
* ODBC データ ソースは、多次元ソリューションではサポートされていません。 Analysis Services 自体は接続を処理しますが、ソリューションの構築に使用SQL Server Data Toolsのデザイナーは、MSDASQL ドライバーを使用している場合でも ODBC データ ソースに接続できません。 ビジネス要件に ODBC データ ソースが含まれている場合は、代わりに表形式のソリューションを作成することを検討してください。
** 一部の機能では、オンプレミスで実行される SQL Server リレーショナル データベースが必要です。 具体的には、書き戻しと ROLAP ストレージでは、基になるデータ ソースが SQL Server リレーショナル データベースであることが必要です。