Synchronize コマンド (TMSL)
適用対象:SQL Server 2016 以降の Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium
表形式データベースを別の既存のデータベースと同期します。
要求
JSON synchronize コマンドで受け入れられるプロパティは次のとおりです。
{
"synchronize":{
"database":"AdventureWorksDW_Production",
"source":"Provider=MSOLAP.7;Data Source=localhost;Integrated Security=SSPI;Initial Catalog=AdventureWorksDW_Dev",
"synchronizeSecurity":"copyAll",
"applyCompression":true
}
}
JSON synchronize コマンドで受け入れられるプロパティは次のとおりです。
プロパティ | Default | 説明 |
---|---|---|
database | 同期するデータベース オブジェクトの名前。 | |
source | ソース サーバーへの接続に使用する接続文字列。 | |
synchronizeSecurity | skipMembership | ロールやアクセス許可など、セキュリティ定義を復元する方法を指定する列挙値。 有効な値には、skipMembership、copyAll、ignoreSecurity が含まれます。 |
applyCompression | True | true の場合、同期操作中に圧縮が適用されることを示すブール値。それ以外の場合は false。 |
Response
コマンドが成功したときに空の結果を返します。 それ以外の場合は、XMLA 例外が返されます。
使用法 (エンドポイント)
このコマンド要素は、次の方法で公開されている XMLA エンドポイントに対する Execute メソッド (XMLA) 呼び出しのステートメントで使用されます。
SQL Server Management Studio (SSMS) の XMLA ウィンドウとして
invoke-ascmd PowerShell コマンドレットへの入力ファイルとして
SSIS タスクまたはSQL Server エージェント ジョブへの入力として
[データベースの同期] ダイアログ ボックスの [スクリプト] ボタンをクリックすると、SSMS からこのコマンドの既製のスクリプトを生成できます。