XML 要素 - メソッド - 検出

Analysis Services のインスタンスから、使用可能なデータベースの一覧や特定のオブジェクトに関する詳細などの情報を取得します。 Discoverメソッドを使用して取得されるデータは、渡されたパラメーターの値によって異なります。

名前空間 urn: スキーマ-microsoft-com: xml 分析

SOAP アクション "urn: schema-microsoft-com: xml 分析: Discover"

構文

  
<Discover>  
   <RequestType>...</RequestType>  
   <Restrictions>...</Restrictions>  
   <Properties>...</Properties>  
</Discover>  

要素の特性

特徴 説明
データ型と長さ なし
既定値 なし
カーディナリティ 0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です

要素の関係

リレーションシップ 要素
親要素 なし
子要素 プロパティRequestType制限

注釈

Discoverメソッドは、インスタンスとオブジェクトに関するメタデータを要求します。 メタデータは、XMLA 行セット データ型を使用して返されます。

ヒント

XML コマンドに慣れていない場合は、Management Studio のクエリツールバーで [XMLA クエリ] テンプレートをクリックして、クエリを作成し、パラメーターを追加します。

次のコードサンプルでは、クライアントは、Adventure Works DW 多次元2012サンプル Analysis Services データベースからキューブの一覧を要求するために、 Discover 呼び出しを送信します。

<Discover xmlns="urn:schemas-microsoft-com:xml-analysis">  
   <RequestType>MDSCHEMA_CUBES</RequestType>  
   <Restrictions>  
      <RestrictionList>  
         <CATALOG_NAME>Adventure Works DW Multidimensional 2012</CATALOG_NAME>  
      </RestrictionList>  
   </Restrictions>  
   <Properties>  
      <PropertyList>  
         <DataSourceInfo>Provider=MSOLAP;Data Source=local;</DataSourceInfo>  
         <Catalog>Adventure Works DW Multidimensional 2012</Catalog>  
         <Format>Tabular</Format>  
      </PropertyList>  
   </Properties>  
</Discover>