Security 要素 (XMLA)

Backup または Restore コマンドの実行時に、セキュリティ定義 (ロールや権限など) をバックアップまたは復元する方法を指定します。

構文

  
<Backup> <!-- or Restore -->  
   ...  
   <Security>...</Security>  
   ...  
</Backup>  

要素の特性

特徴 説明
データ型と長さ String (列挙型)
既定値 SkipMembership
カーディナリティ 0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です

要素リレーションシップ

リレーションシップ 要素
親要素 バックアップ復元
子要素 なし

解説

Security 要素は、Analysis Services データベースで定義されたロールやアクセス許可などのセキュリティ定義が、それぞれ Backup コマンドまたは Restore コマンドの間にバックアップまたは復元されるかどうかを決定します。 また、この要素は、セキュリティ定義Windowsメンバーとして定義されているユーザー アカウントとグループをバックアップまたは復元コマンドの一部として含めるかどうかを決定します。

この要素の値は、次の表の一覧に示す文字列のいずれかに限定されています。

説明
SkipMembership バックアップまたは復元コマンドの間に、セキュリティ定義を含めるが、メンバーシップ 情報除外 する。
CopyAll [バックアップ] コマンドまたは [復元] コマンドの間に、セキュリティ定義とメンバーシップ情報を含める。
IgnoreSecurity バックアップまたは復元コマンドの間にセキュリティ定義を除外します。