ディスクパーティションスタイルがGPTのディスクでsysprepした場合のエラーについて

以下の条件下で、sysprep を実行すると、エラーログ「setuperr.log」に、

以下のエラーが必ず出力されるが、展開自体は問題なく終わっている様に見える。

【発生条件】

　・Cドライブが格納されているディスクのパーティションスタイルが、

　　GPT（GUID パーティションテーブル）でフォーマットされている。

　　　→　ディスクパーティションスタイルが、MBR（マスターブートレコード）で

　　　　　フォーマットされたディスクでは、下記エラーは発生しない。

　・Windows クライアント OS は、Windows 10 でも、Windows 11 でも発生する。

　・物理的な Windows パソコン端末でも、仮想的な Windows パソコン環境

　　（仮想デスクトップ）でも発生する。

　・条件が異なる多くの環境で検証した（sysprep を実行した）が、

　　今のところ、ほぼ 100% の確率で発生する。

【エラー内容】

　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: BiUpdateEfiEntry failed c000000d

　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: BiExportBcd0bjects failed c000000d

　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: BiExportStoreAlterationsToEfi failed c000000d

　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: Failed to export alterations to firmware. Status: c000000d

【sysprep 実行時の状況】

　・エラーログ「setuperr.log」に、上記エラーが出力されるものの、

　　展開後のイメージは問題なく展開されており、

　　Windows パソコン環境にログインしても、普通に使える状態になっている。

　・上記エラーが出力された際、実行結果ログ「setupact.log」を参照すると、

　　エラーログ「setuperr.log」に出力された4行のエラーと同じ内容が出力されているが、

　　そのエラー行の直後に、『BCD ストアの一般化に成功』した事を示す

　　インフォメーションメッセージが出力されていた。

　　　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: BiUpdateEfiEntry failed c000000d

　　　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: BiExportBcd0bjects failed c000000d

　　　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: BiExportStoreAlterationsToEfi failed c000000d

　　　YYYY-MM-DD HH:MM:SS, Error SYSPRP BCD: Failed to export alterations to firmware. Status: c000000d

　　　YYYY-MM-DD SYSPRP Sysprep Generalize Bcd: Successfully generalized the bcd store. Status=[0x0]

　・『BCD ストアの一般化に成功』した事を示すインフォメーションメッセージ以降、

　　エラーメッセージは出力されておらず、一連の手続きは成功（Successfully）した事を

　　示すメッセージが出力され、ショットダウン処理で終了している。

【確認させて頂きたいこと】

　①エラーログ「setuperr.log」に4行のエラーメッセージが出力されているが、

　　実行結果ログ「setupact.log」側では、その4行のエラーメッセージの直後に

　　『BCD ストアの一般化に成功』した事を示すインフォメーションメッセージが

　　出力されている事から、sysprep 自体の処理は問題なく完了したと判断して良いか。

　②エラーログ「setuperr.log」にエラーメッセージが出力されている場合、

　　sysprep の処理は異常終了していると判断する・・という事ならば、

　　上記 BCD エラーを解消する為の方法を教えてほしい。

　　　→　クリーンインストールした Windows 10 , 11 から展開した場合でも

　　　　　発生している。