ファイルダブルクリック起動のDDEに関して勉強中

Question

データファイルをダブルクリックしたときに、
DDEを使用したアプリケーション起動、データファイルを開くを実装しており、
そのDDE通信がどのように行われているか勉強中なのですが。

下記は推測も入っています。

・エクスプローラ側（クライアント側）は、すべてのトップレベルウィンドウに、WM_DDE_INITIATE メッセージ（＋ 2 つのアトム）をSendMessage関数で送信します。

・アプリ側（サーバー側）は、受け取ったアトムが自身の作成したアトムと同じか比較し、同じならば
クライアント側に、WM_DDE_ACKメッセージをSendMessage関数で送信します。

このときともにSendMessageで読んでいるので、デッドロックになるように見えますが、？
なぜデッドロックが起こらないのでしょうか。

Accepted Answer

学習したい項目は DDE のことですか？それともSendMessage を呼び合っていてデッドロックしない理由ですか？(ちなみにデッドロックの話はDDEとは無関係)。

前者であれば、https://eternalwindows.jp/ipc/dde/dde00.html の記事が役に立つと思います(実際にプログラムコードの全文が載ってるので、動かしてデバッグするなども可能)。
メッセージを送信しあうことで発生するデッドロックのことについてであればまずはここのあたりですかね？

メッセージデッドロック

SendMessage はメッセージが処理されるまで帰ってきませんが、メッセージが再入しないとは一言も書いていません。
SendMessage API は別スレッド(別プロセス上のスレッドを含む)のウィンドウを呼び出した場合は再入可能な状態で待機します。そのため、別スレッドからSendMessageされてきた場合は再入できる形で待機しています。

Answer

推測ですが、

explorer側

ATOM atomApp, atomTopic;

atomApp = GlobalAddAtom(TEXT("Excel"));
atomTopic = GlobalAddAtom(TEXT("[sample.xlsx]Sheet1"));
SendMessage((HWND)HWND_BROADCAST, WM_DDE_INITIATE, (WPARAM)hwnd, MAKELONG(atomApp, atomTopic));

Server側


case WM_DDE_INITIATE: {
	ATOM atomApp = GlobalAddAtom(TEXT("aaa"));
	ATOM atomTopic = GlobalAddAtom(TEXT("system"));

	if (LOWORD(lParam) == atomApp && HIWORD(lParam) == atomTopic) {
		hwndClientDDE = (HWND)wParam;
		// デッドロックにならない？
		SendMessage(hwndClientDDE, WM_DDE_ACK, (WPARAM)hwnd, MAKELONG(atomApp, atomTopic));
	}

	GlobalDeleteAtom(atomTopic);
	GlobalDeleteAtom(atomApp);
	
	return 0;
}

Answer

※DDEを勉強していくうえで、メッセージデッドロックが気になりました。

＞SendMessage API は別スレッド(別プロセス上のスレッドを含む)のウィンドウを呼び出した場合は＞再入可能な状態で待機します。そのため、別スレッドからSendMessageされてきた場合は再入でき＞る形で待機しています。

お互いが待機している状態となるので、デッドロックになると思ったのですが、解釈が違いますか？

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