Graph APIの GET /sites?search={query} に関する仕様を教えていただけませんか。

@Aki Nishikawa さん

ご回答いただき、ありがとうございます。
検索のAPIに関して、以下の方法①および②を試行錯誤したのですが、気になる点があったので、追加で質問させていただけませんか。

方法①
GET 'https://graph.microsoft.com/v1.0/sites?search="キーワード"'

方法②
POST 'https://graph.microsoft.com/v1.0/search/query'

'Content-Type: application/json' \
 {
"requests": [
        {
            "entityTypes": [
                "site" 
            ],
            "query": {
                "queryString": "キーワード"              },
            "fields": [
                "id",
                "displayName",
                "name",
                "createdDateTime",
                "lastModifiedDateTime" 
            ],
            "sortProperties": [
                {
                    "name": "CreatedDateTime",
                    "isDescending": false
                }
            ]
        }
    ]
}'

方法①および②の"キーワード"と記載された部分に"displayName"として検索したい文字列を置き換えてAPIを実行しました。
その結果、同じキーワードを指定したとしても、①と②のレスポンスから取得できるsiteが一致しませんでした。(①のみで取得できるものもあれば、②のみで取得できるものもありました。)

検索対象が"displayName"だけではないことはわかりますが、"displayName"に含まれている文字列をキーワードとして指定したのに、取得できてない場合があることが気になっています。

API呼び出しの方法の誤りや、上記現象の原因に関して、記載した情報からわかることがあったらご指摘いただけませんか。
また、情報が足りず、原因がわからない場合は、原因の特定に必要な情報としてほかに何があるか教えていただけませんか。

@Ren Higashida さん

呼び出し方には間違いがありません。遭遇されている検索結果の違いは、端的に言うと利用している検索機能が違うためです。

GET　/sites/search?query=... は、キーワードに一致するサイトを検索します。

Search across a SharePoint tenant for sites that match keywords provided. https://video2.skills-academy.com/en-us/graph/api/site-search?view=graph-rest-1.0&tabs=http

対してPOST /search/query は、Microsoft Search にあるデータに対してクエリを実行します。

The Microsoft Search API provides a query method to search across your data in Microsoft Search, where you pass a searchRequest in the request body, defining the specifics of your search. https://video2.skills-academy.com/en-us/graph/api/resources/search-api-overview?view=graph-rest-1.0#common-use-cases

確かに同じ結果を出してくれそうですが、このMicrosoft Searchは、Graph APIを参考にしつつも、ユーザーがアクセス可能な、そのユーザーに関連性のある結果を表示するため、同じものが出るとは限らない、ということが起こりえます。

Microsoft Search uses insights from the Microsoft Graph to show results that are relevant to each user. Each user might see different results, even if they search for the same words. They only see results that they already have access to, Microsoft Search doesn't change permissions.（Microsoft Graph からのインサイトを使って、各ユーザーに関連性のある結果を表示する。 各ユーザーが同じ単語を検索しても、それぞれの結果は異なる可能性がある。 既にアクセスできる結果のみを表示する。） https://video2.skills-academy.com/ja-jp/microsoftsearch/overview-microsoft-search

ですので、何を検索対象にするか、によって使い分ける必要があります。

@Aki Nishikawa さん

回答いただきありがとうございます。
たびたび申し訳ないですが、追加で質問がございます。

上記の質問から、私が検索したい対象を考慮すると、GET　/sites/search?query=...が適切だとわかりました。

ここで、上記のAPIを用いて、検索時のトークン化のロジックを考慮して検索を試してみました。
結果は以下なのですが、期待結果と異なる部分があります。
こちらはなぜ期待結果と異なったか教えたいただけませんか。

・サイトのDisplayName：001(51メンバー) ・期待結果：「001(51メンバー)」、「メンバー」と「001」も全部ヒットできること ・実際の結果：「001」しかヒットできない

また、情報が足りず、原因がわからない場合は、原因の特定に必要な情報としてほかに何があるか教えていただけませんか。

Ren Higashidaさん

テスト条件、サイトの構成がわからないので以下の前提でコメントします。

• サイト
  • 言語は日本語、多言語対応は構成しない
  • サイトのdisplayNameに001(51メンバー)を構成
  • サイトはコミュニティサイトとして作成
• テスト条件
  • 検索キーワードとして001(51メンバー)、メンバー、001を指定
• 期待する動作
  • いずれにおいても作成したサイトがヒットする

インデックス作成に時間がかかるため、001であればすぐにヒットしますが、メンバーなどのキーワードでヒットしないことがあります。とはいえ、時間が経過するとヒットします。