アックゼロヨンの審査員を担当してみての感想
アックゼロヨン・アワードの審査員のご依頼をいただき、「使いやすいサイト」という観点で145サイトの審査を僭越ながら行いました。アックゼロヨンも今年で4回目であり、全体のレベルもかなりあがってきているそうです。
この審査ですが、使いやすさに関する評価軸がもうけられ、その軸によって各Webサイトをチェックしてきます。もちろん、アワードに申し込む様なWebサイトですから、それなりに、「使いやすさ」を考えているサイトばかりで大変勉強になりました。
個人的にチェックした要素を、Webサイト構築・運営の際のご参考になればと思い記しておきます。
- 目的が明確である
Webサイトを何のために作ったのが?が明確になっていること。また、その目的に対して、シンプルな情報提供をしていること。 - メンテナンスプロセスが想像できる
カタログや会社概要パンフレットと違い、Webサイトはある程度定期的なメンテナンスを考慮していること。更新頻度をある程度確保できる構造で作ること。
技術的には以下のような点もチェックしました。
- CSSをオフでも参照できる
キャンペーン系のサイトの場合は見た目重視の場合もあるので、その場合は、CSS必須でもOK。 - 画面サイズの横幅を決め打ちにしていない
1024x768サイズをターゲットに作っているWebサイトは結構あります。高解像度のスクリーンで参照した場合、余白が増えることになり、使い勝手は低下します。 - ブラウザーの拡大縮小しても押せないボタン等無い
Flash+HTMLで作ったサイトでは、たまに押せないボタンがでてくることがあります。
日本ウェブ協会主催 第4回アックゼロヨン・アワード
https://www.acc04.jp/