Web PI のオプション ダイアログ

[Kateryna’s Blog Web PI Options Dialog  ]の翻訳です。

既に多くの方がご存知のように、9 月に Web Platform Installer の Version 2 RTW がリリースされましたが、3 月にリリースされた RC 版にはなく、今版に追加された新機能とは何でしょうか。1 つ目は、Web PI が、ダウンロードされたインストーラーをキャッシュできるようになったことです。2 つ目は、Web PI が、9 つの新しい言語、つまりドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語 (繁体字)、および中国語 (簡体字) をサポートするようになったことです。この言語サポートは、現在の OS のロケールの言語による Web PI UI の表示、およびユーザーが指定した言語による製品のインストール (利用可能な場合) の両方に対して適用されています。そして、RTW の最大の特長ともいえる 3 つ目は、その拡張性にあります。

新しいすべての機能は、オプション ダイアログから操作できますが、それ自体が RTW の新機能になっています。このダイアログによって操作できる新機能の一覧を以下に示します。

 

これらの機能には、内容が大きすぎて 1 つの記事では説明しきれないものもあります。各タイトルに示されているリンクをクリックすることにより、個別の説明を読むことができるため、この記事では、オプション ダイアログに示される残りの機能についてだけを説明します。

  • インストーラーのキャッシュ
  • オプションのリセット

 

画像

 

インストーラーのキャッシュ

以前のバージョンの Web PI では、何らかの理由でインストールに失敗し、ユーザーが再度インストールを開始しなければならなくなった場合、Web PI でインストールを開始するには、選択した製品を再度ダウンロードする必要がありました。今バージョンの Web PI では、ダウンロードした製品は、再び必要になる場合に備えてキャッシュされるため、インストールを実行するたびに、その対象は次の場所にキャッシュされるようになっています。

%LocalAppData%\Microsoft\Web Platform Installer\installers

インストールに失敗した場合は、キャッシュされたインストーラーを常に実行でき、エラーの原因を UI によってわかりやすく示すことができます。また、同じ製品のセットを別のコンピューターにインストールする場合には、インストーラーのキャッシュ フォルダーをそのコンピューターの同じ場所にコピーするだけで、Web PI によって認識することができます。製品のインストーラーが更新されていたとしても、心配は無用です。製品のインストールを再度要求したときに、Web PI によってタイム スタンプが比較され、新しいファイルがダウンロードされます。キャッシュのサイズは、常にダイアログ ボックスに表示されます。キャッシュのサイズが大きくなりすぎたり、不要になった (すべてのインストールが正常に完了した) りした場合は、[インストーラーのキャッシュ フォルダーを削除] ハイパーリンクをクリックすると、キャッシュをクリアできます。

 

オプションのリセット

コマンド ラインから、/reset スイッチを指定して Web PI を起動することによって、オプションを既定の状態に戻すことができます。

%ProgramFiles%\Microsoft\Web Platform Installer\WebPlatformInstaller.exe /reset

 

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