MDT: OS イメージのインポート (ja-JP)

展開に利用するための OS イメージを、MDT にインポートする方法を記述します。OS イメージをインポートするためには、MDT にて展開共有が作成されている必要があります。

手順

  1. MDT の Deployment Workbench を起動します。

  2. 左側ペインから、作成済みの展開共有にある Operating Systems を選択し、操作メニューなどから Import Operating System を実行します。

  3. 起動したウィザードにて、インポートする OS イメージの種類を選択します。ここでは Windows の DVD からイメージを作成するために、Full set of source files を選択して Next を実行します。

  4. OS イメージが存在するパスを指定して Next。( ここでは、D: ドライブに Windows DVD が挿入されているものとします。)

  5. OS イメージをインポートする先のディレクトリ名を指定して、Next

  6. 指定内容を確認して、Next。インポート作業が始まります。

  7. 実行結果を確認して、Finish。View Script にて PowerShell スクリプトを確認することができます。

  8. 展開共有の Operating Systems にインポートした内容が表示されます。

PowerShell での手順

これまでの手順を PowerShell で実行するには以下のようにします。

Import-Module "$Env:ProgramFiles\Microsoft Deployment Toolkit\bin\MicrosoftDeploymentToolkit.psd1"
 
New-PSDrive -Name "DS001" -PSProvider "MDTProvider" -Root "C:\DeploymentShare"
 
Import-MDTOperatingSystem -Path "DS001:\Operating Systems" -SourcePath "D:\" `
 -DestinationFolder "Windows Server 2008 R2 x64" -Verbose