暗号化プロトコルの設定を変更するには (ja-JP)

Windows では、HTTP のやり取りを暗号化することでデータ通信を保護して安全を維持するために、SSL や TLS などのプロトコルを利用することができます。データ通信を行う環境などの要因によって、どのプロトコルを利用するのかを決める必要がありますが、どのプロトコルを利用するかを指定するための設定は、以下のようにすることで変更できます。

この設定内容と方法は、通称 POODLE と呼ばれる SSL 3.0 の脆弱性対策に効果があります。

レジストリ エディター

  1. レジストリ エディターを開き、以下のパスを見つけます。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols

  2. 有効や無効にしたいプロトコル名について、キーが存在しなければ、キーを新規作成します。

  3. その下に、ClientServer という名前のキーをそれぞれ作成します。

  4. Client キー以下に、DisabledByDefault という名前の DWORD 値を作成します。(0: 有効、1: 無効)

  5. Server キー以下に、Enabled という名前の DWORD 値を作成します。(0: 無効、1: 有効)

  6. コンピューターを再起動することで、設定が反映されます。

PowerShell

レジストリ エディターで行う設定内容を PowerShell でスクリプトにしたものが以下です。

暗号化プロトコル設定の変更

関連項目