ASP.NET Core Blazor Hybrid のトラブルシューティング
BlazorWebView には、Blazor Hybrid アプリの問題を診断するのに役立つ組み込みのログ記録があります。
この記事では、BlazorWebView ログを使用する手順について説明します。
- 診断情報をログに記録するために、BlazorWebView と関連コンポーネントを有効にする。
- ログ プロバイダーを構成する。
- ロガーの出力を表示する。
BlazorWebView
ログを有効にする
サービス登録中のログの構成を有効にします。 Microsoft.AspNetCore.Components.WebView 名前空間の BlazorWebView および関連コンポーネントの最大ログを有効にするには、Program
ファイルに次のコードを追加してください。
services.AddLogging(logging =>
{
logging.AddFilter("Microsoft.AspNetCore.Components.WebView", LogLevel.Trace);
});
または、次のコードを使用して、Microsoft.Extensions.Logging を使用するすべてのコンポーネントの最大ログを有効にしてください。
services.AddLogging(logging =>
{
logging.SetMinimumLevel(LogLevel.Trace);
});
ログ プロバイダーを構成する
ログ情報を書き込むコンポーネントを構成した後、ロガーがログ情報を書き込む場所を構成します。
デバッグ ログ プロバイダーは、Debug
ステートメントを使用して出力を書き込みます。
デバッグ ログ プロバイダーを構成するには、Microsoft.Extensions.Logging.Debug
NuGet パッケージへの参照を追加してください。
Note
.NET アプリへのパッケージの追加に関するガイダンスについては、「パッケージ利用のワークフロー」 (NuGet ドキュメント) の "パッケージのインストールと管理" に関する記事を参照してください。 NuGet.org で正しいパッケージ バージョンを確認します。
AddDebug 拡張メソッドを呼び出して、前の手順で追加した AddLogging の呼び出し内にプロバイダーを登録してください。
services.AddLogging(logging =>
{
logging.AddFilter("Microsoft.AspNetCore.Components.WebView", LogLevel.Trace);
logging.AddDebug();
});
ロガーの出力を表示する
デバッグが有効になっている Visual Studio からアプリを実行すると、Visual Studio の [出力] ウィンドウにデバッグ出力が表示されます。
その他のリソース
ASP.NET Core