Microsoft Entra ID を使用したハイブリッド ID とは
今日、ビジネスや企業ではますます、オンプレミスのアプリケーションとクラウド アプリケーションが混在して使用されるようになっています。 ユーザーは、オンプレミスおよびクラウドの両方のアプリケーションへのアクセス権を必要とします。 オンプレミスとクラウドの両方でユーザーを管理するのは困難なシナリオです。
Microsoft の ID ソリューションは、オンプレミスおよびクラウドベースの機能を範囲とします。 これらのソリューションでは、場所に関係なく、すべてのリソースに対する認証と承認のための共通ユーザー ID を作成します。 これをハイブリッド ID と呼んでいます。
ハイブリッド ID は、プロビジョニングと同期によって実現されます。 プロビジョニングは、特定の条件に基づいてオブジェクトを作成し、それを最新の状態に維持すると共に、その条件を満たさなくなったら削除するプロセスです。 同期は、オンプレミスのユーザーやグループの ID 情報をクラウドと一致させる役割を担っています。
詳細については、プロビジョニングに関するページと、「ディレクトリ間のプロビジョニングとは」を参照してください。
Microsoft Entra Connect を使用するためのライセンス要件
この機能の使用は無料で、Azure サブスクリプションに含まれています。