UPPER (NoSQL クエリ)
適用対象: NoSQL
文字列式の小文字データを大文字に変換して返します。
注意
この関数は、変換文字列式を返す際に、カルチャに依存しない (不変な) 大文字/小文字規則を自動的に使用します。
構文
UPPER(<string_expr>)
引数
説明 | |
---|---|
string_expr |
文字列式。 |
戻り値の型
文字列式を返します。
例
次の例は、この関数を使用してさまざまな文字列を変更する方法を示しています。
SELECT VALUE {
lowercase: UPPER("adventureworks"),
uppercase: UPPER("ADVENTUREWORKS"),
camelCase: UPPER("adventureWorks"),
pascalCase: UPPER("AdventureWorks"),
upperSnakeCase: UPPER("ADVENTURE_WORKS")
}
[
{
"lowercase": "ADVENTUREWORKS",
"uppercase": "ADVENTUREWORKS",
"camelCase": "ADVENTUREWORKS",
"pascalCase": "ADVENTUREWORKS",
"upperSnakeCase": "ADVENTURE_WORKS"
}
]
解説
- この関数で、インデックスは使用されません。
- 大文字と小文字を区別しない比較を頻繁に行う予定である場合、この関数は、多数の RU を消費する可能性があります。 データを取り込むときに文字列の大文字と小文字の区別を標準化することを検討してください。 すると
SELECT * FROM c WHERE UPPER(c.name) = 'USERNAME'
のようなクエリがSELECT * FROM c WHERE c.name = 'USERNAME'
に簡略化されます。