診断設定とワークスペースを構成する

データ ファクトリに診断設定を作成または追加します。

  1. Azure portal で、お使いのデータ ファクトリに移動し、左側のナビゲーション ウィンドウで [診断] を選択して診断設定を表示します。 データ ファクトリに既存の設定が存在する場合は、構成済みの設定の一覧が表示されます。 [診断設定の追加] を選択します。

    診断設定が存在する場合に設定が追加されることを示すスクリーンショット。

  2. 設定に名前を付け、 [Log Analytics への送信] を選択して、 [Log Analytics ワークスペース] からワークスペースを選択します。

    • Azure Diagnostics モードでは、診断ログは AzureDiagnostics テーブルに送られます。

    • Resource-Specific モードでは、Azure Data Factory からの診断ログは以下のテーブルに送られます。

      • ADFActivityRun
      • ADFPipelineRun
      • ADFTriggerRun
      • ADFSSISIntegrationRuntimeLogs
      • ADFSSISPackageEventMessageContext
      • ADFSSISPackageEventMessages
      • ADFSSISPackageExecutableStatistics
      • ADFSSISPackageExecutionComponentPhases
      • ADFSSISPackageExecutionDataStatistics

      お客様のワークロードに関連するさまざまなログを選択して、Log Analytics テーブルに送信できます。 次に例を示します。

      • SQL Server Integration Services (SSIS) をまったく使用しない場合は、SSIS ログを選択する必要はありません。
      • SSIS Integration Runtime (IR) の開始、停止、またはメンテナンス操作をログに記録する場合は、SSIS IR ログを選択します。
      • SQL Server Management Studio、SQL Server エージェント、またはその他の指定されたツールで T-SQL を使用して SSIS パッケージ実行を呼び出す場合は、SSIS パッケージ ログを選択します。
      • SSIS パッケージの実行を Data Factory パイプラインの SSIS パッケージ実行アクティビティ経由で呼び出す場合は、すべてのログを選択します。
    • AllMetrics を選択する場合、監視したりアラートを生成するためにさまざまな Data Factory メトリクスを利用できます。 これらのメトリクスには、Data Factory のアクティビティ、パイプライン、トリガー実行のメトリクスがあり、SSIS IR 操作と SSIS パッケージ実行のメトリクスがあります。

    設定に名前を付け、Log Analytics ワークスペースを選択する場面を示すスクリーンショット。

    注意

    Azure ログ テーブルには 500 個を超える列を含めることができないため、"リソース固有モード" を選択することを "強くお勧めします"。 詳細については、Azure Diagnostics ログ リファレンスに関するページを参照してください。

  3. [保存] を選択します。

しばらくすると、このデータ ファクトリに対する設定の一覧に新しい設定が表示されます。 新しいイベント データが生成されるとすぐに、診断ログがそのワークスペースにストリーミングされます。 イベントが生成されてから、Log Analytics に表示されるまでに最大 15 分かかかる場合があります。

Azure Monitor REST API を使用して診断ログを設定する