チュートリアル: Azure Data Box の発送準備

[アーティクル]
03/18/2023

このチュートリアルでは、Azure Data Box Disk の発送準備の方法について説明します。

このチュートリアルでは、次のようなトピックについて説明します。

前提条件
発送の準備をする

前提条件

開始する前に次の点を確認します。

「チュートリアル: Azure Data Box にデータをコピーして確認する」を完了していることを確認してください。
コピージョブが完了し、 [接続とコピー] ページにエラーがないこと。コピージョブが進行中の場合、または [接続とコピー] ページにエラーがある場合、発送準備を行うことはできません。

発送の準備をする

最後に、発送するデバイスを準備します。このステップでは、デバイスのすべての共有がオフラインにされます。いったんこのプロセスを始めると、共有にアクセスできなくなります。

重要

発送準備は必須です。Azure の名前付け規則に準拠していないデータにはフラグが設定されます。この手順により、データが規則に準拠していないためにデータのアップロードが失敗する可能性が回避されます。

[発送準備] に移動し、 [準備の開始] をクリックします。既定では、データのコピー中にチェックサムが計算されます。発送準備によりチェックサムの計算が完了し、ファイルの一覧 ( -BOM ファイル) が作成されます。チェックサムの計算は、データのサイズによっては数時間から数日間かかる場合があります。

なんらかの理由でデバイスの準備を中止したい場合は、 [準備の停止] をクリックします。発送準備は後から再開できます。
発送準備が開始され、デバイスの共有がオフラインになります。デバイスの準備が完了すると、デバイスの状態が "発送する準備ができました" に更新され、デバイスがロックされます。

デバイスにコピーしたいデータが他にもある場合は、デバイスのロックを解除して、それらをコピーしてから、もう一度、発送準備を実行します。

この手順でエラーが発生した場合、状態が "スキャンは完了しましたがエラーが発生しました" に更新されます。デバイスのロックを解除し、 [接続とコピー] ページにアクセスして、問題の一覧をダウンロードし、エラーを解決します。

[アーカイブにコピー] オプションを有効にしている場合で、データをブロック BLOB (アーカイブ) の共有にコピーしていない場合は必ずコピーすることで、次のエラーを防いでください。

エラーが解決したら、[発送準備] を実行します。
発送準備が正常に (エラーが発生することなく) 完了したら、次の手順を実行します。
1. 完了リファレンス番号をメモしておきます。所在する国やリージョンによっては、この番号は別の操作で必要になる場合があります。
2. このプロセスでコピーされたファイルのリスト (マニフェストとも呼ばれます) をダウンロードします。後でこのリストを使用して、Azure にアップロードされたファイルを確認できます。詳細については、「Inspect BOM files during Prepare to ship (発送準備中に BOM ファイルを検査する)」をご覧ください。
3. デバイスの発送手順を選択してダウンロードします。発送手順は、所在する国やリージョンによって異なります。
4. 電子インクで配送先住所ラベルが表示されていない場合は、返送ラベルをダウンロードできます。デバイスをシャットダウンして接続を解除する前に、配送先住所ラベルがあることを確認してください。
デバイスをシャットダウンします。 [シャットダウンまたは再起動] ページに移動し、 [シャットダウン] をクリックします。確認を求められたら、 [OK] をクリックして続行します。
ケーブルを取り外します。次の手順では、Microsoft にデバイスを発送します。