サーバーレス SQL ウェアハウスを有効にする

この記事では、ワークスペースのサーバーレス SQL ウェアハウスを有効にする方法について説明します。

重要

サーバーレス SQL ウェアハウスは既定で有効になっています。 このページを確認して、ワークスペースが必要な要件を満たしていることを確認してください。 このページに説明されている変更を加えるには、Azure Databricks ワークスペースに対する所有者または共同作成者のアクセス許可が必要です。

Note

サーバーレス SQL ウェアハウスにはパブリック IP アドレス がありません。 アーキテクチャの追加情報については、「Azure Databricks アーキテクチャの概要」を参照してください。

要件

Azure Storage ファイアウォールを構成する

Azure Storage ファイアウォールを使用して Azure Storage データ ソースへのアクセスを保護する場合は、サーバーレス コンピューティング ノードからのアクセスを許可するようにファイアウォールを構成する必要があります。 「サーバーレス コンピューティングのアクセス用にファイアウォールを構成する」をご覧ください。

制限事項

サーバーレス ウェアハウスには、次の制限事項があります。

  • 外部 Hive レガシ メタストアはサポートされていません。 「外部 Apache Hive メタストア (レガシ)」を参照してください。
  • スポット インスタンス ポリシーを含むクラスター ポリシーは、サポートされていません。 「コンピューティング ポリシーの作成と管理」を参照してください。
  • サーバーレス SQL ウェアハウスのサーバーレス コンピューティング プレーンでは、顧客が構成可能なバックエンド Azure Private Link の接続は使用されません。 Azure Databricks コントロール プレーン は、mTLS を使用してサーバーレス コンピューティング プレーンに接続し、コントロール プレーンの IP アドレスに対してのみ IP アクセスが許可されます。
  • サーバーレス コンピューティング プレーンでは、クラシック コンピューティング プレーンに使用されるセキュリティで保護されたクラスター接続リレーは使用されませんが、サーバーレス SQL ウェアハウスにはパブリック IP アドレスがありません
  • VNet インジェクションは適用できません。
  • サーバーレス SQL ウェアハウスでは、 マネージド ディスクにカスタマー マネージド キーは使用されません。 サーバーレス コンピューティングとカスタマー マネージド キーを参照してください。