Databricks Runtime 13.x の移行ガイド

このガイドは、Azure Databricks のワークロードを最新バージョンの Databricks Runtime 13.x に移行するのに役立ちます。 これを行うために、Databricks では、次の順番でワークロードを移行することが推奨されています。

  • 現在、ワークロードが Databricks Runtime 12.2 LTS 以降で実行されている場合、この記事で後述するように、最新バージョンの Databricks Runtime 13.x に直接移行できます。
  • 現在、ワークロードが Databricks Runtime 12.2 LTS 以下で実行されている場合、次の操作を行います。
    1. 最初に Databricks Runtime 12.2 LTS に移行します。 「Databricks Runtime 12.x の移行ガイド」を参照してください。
    2. この記事のガイダンスに従い、Databricks Runtime 12.2 LTS から最新バージョンの Databricks Runtime 13.x に移行します。

Note

LTS は、このバージョンが長期的にサポートされていることを意味します。 Databricks Runtime LTS バージョンのライフサイクルに関する説明を参照してください。

Apache Spark の移行ガイダンス

Databricks Runtime の最新バージョンは、Apache Spark 3.4.1 を利用する 13.3 LTS です。 Spark 固有の移行情報については、Databricks Runtime バージョン別の次のリンクの 1 つ以上をクリックして、対応する Apache Spark 移行ガイドを表示します。 参考までに、Databricks Runtime 12.2 LTS は、Apache Spark 3.3.2 を利用しています。

Databricks Runtime のバージョン Apache Spark のバージョン
13.3 LTS 3.4.1
13.2 3.4.0

Databricks Runtime の動作の変更

次の各 DBR 13.x リリースでは、重要な動作の変更が行われました。これらの変更を以下に示します。

Databricks Runtime システム環境のプロパティ、機能、ライブラリ

Databricks Runtime 12.2 LTS から最新バージョンの Databricks Runtime 13.x までの Databricks Runtime リリースのシステム環境プロパティ、および機能とライブラリの新規追加、変更、非推奨については、次を参照してください。

リリース後のメンテナンス更新プログラムは、「Databricks ランタイム メンテナンス更新プログラム」に記載されています。