Databricks ジョブのトリガーの種類

ジョブ実行は、時間ベースのスケジュール、ファイル到着トリガー、または継続的に実行するように構成できます。

ジョブの実行を手動でトリガーしたり、外部オーケストレーション ツールを使用してジョブの実行をトリガーしたりすることもできます。

ジョブ スケジュールとトリガー

トリガーの種類 Behavior
スケジュール済み 時間ベースのスケジュールに基づいてジョブの実行をトリガーします。 「スケジュールに基づいてジョブを実行する」を参照してください。
ファイルの到着 監視対象の Unity カタログの保存場所に新しいファイルが到着したときにジョブの実行をトリガーします。 「新しいファイルが到着したときにジョブをトリガーする」を参照してください。
継続的 ジョブを常に実行し続けるには、ジョブの実行が完了または失敗するたびに、別のジョブ実行をトリガーします。 「ジョブを継続的に実行する」を参照してください。
なし (手動) 実行は、[今すぐ実行] ボタンを使用して手動でトリガーされるかその他のオーケストレーション ツールを使用してプログラムによってトリガーされます。 「1 回のジョブ実行トリガー」を参照してください

ジョブに対して定義できるトリガーは 1 つだけですが、[今すぐ実行] を使用して実行を手動でトリガーできます。 「1 回のジョブ実行トリガー」を参照してください。

ジョブの実行を手動でトリガーしても、ジョブ スケジュールは再開されません。 「ジョブ トリガーの一時停止と再開」を参照してください。

既定では、一度にアクティブにできるジョブの実行は 1 つだけです。 トリガーされた実行は、ジョブの構成された最大コンカレンシーを超えるとスキップされます。 「同時実行の最大数を構成する」を参照してください。

Note

複数のタスクを含むジョブ内の 1 つ以上のタスクが成功しない場合、失敗したタスクのサブセットを再実行できます。 「失敗したタスクとスキップされたタスクを再実行する」を参照してください。

ジョブ トリガーの一時停止と再開

トリガーを一時停止すると、現在アクティブな実行は続行されますが、トリガーは新しい実行を開始しなくなります。

トリガーを再開すると、構成済みのビヘイビアーは、以前に構成したのと同じスケジュールで再開されます。

Note

継続的トリガーが再開されたときに実行がアクティブな場合、ジョブ スケジューラは、その実行が完了するまで待機して新しい実行をトリガーします。

ジョブを一時停止および再開するためのボタンは、ジョブの [ジョブの詳細] パネルの [スケジュールとトリガー] に動的に表示されます。 これらのボタンは、トリガーが定義されているジョブにのみ表示されます。

  • トリガーがアクティブな場合は、 [一時停止] をクリックします。
  • トリガーが一時停止している場合は、 [再開] をクリックします。

トリガーを作成または編集する場合は、[スケジュールとトリガー] ダイアログでこれらの設定を制御することもできます。 [アクティブ][一時停止] を切り替えて、[トリガー状態] を管理します。