+
(プラス記号) 演算子
適用対象: Databricks SQL Databricks Runtime
expr1
と expr2
の合計を返します。
構文
expr1 + expr2
引数
expr1
: DATE、TIMESTAMP、または INTERVAL の数値式。expr2
:expr1
が数値である場合、expr2
は数値式である必要があります。それ以外の場合は、INTERVAL である必要があります。
戻り値
expr1
が数値である場合は、引数の共通最大型です。expr1
が DATE であり、expr2
が日付と時刻の間隔である場合、結果は TIMESTAMP です。expr1
とexpr2
が年月の間隔の場合、結果は、結果を表すために十分に広い単位の 1 か月の間隔になります。expr1
とexpr2
が日付と時刻の間隔である場合、結果は、結果を表すための十分に幅広い単位での日付と時刻の間隔です。- それ以外の場合、結果の型は、
expr1
と一致します。
両方の式が間隔である場合、それらは同じクラスである必要があります。
年月の間隔を DATE に追加すると、Azure Databricks によって結果の日付が整形式であることが保証されます。
結果が結果の型をオーバーフローした場合、Azure Databricks で ARITHMETIC_OVERFLOW エラーが発生します。
オーバーフロー時に NULL
を返すには try_add を使用します。
警告
Databricks Runtime で spark.sql.ansi.enabled が false
の場合、オーバーフローがエラーの原因となることはありませんが、結果がオーバーフローによって "ラップ" されます。
例
> SELECT 1 + 2;
3
> SELECT DATE'2021-03-20' + INTERVAL '2' MONTH
2021-5-20
> SELECT TIMESTAMP'2021-03-20 12:15:29' + INTERVAL '3' SECOND
2021-03-20 12:15:32
> SELECT typeof(INTERVAL '3' DAY + INTERVAL '2' HOUR)
interval day to hour
> SELECT DATE'2021-03-31' + INTERVAL '1' MONTH;
2021-04-30
> SELECT 127Y + 1Y;
Error: ARITMETIC_OVERFLOW