Databricks ノートブックでの視覚化
Azure Databricks には、Databricks SQL とノートブックの両方にグラフと視覚化の組み込みのサポートがあります。 このページでは、Databricks ノートブックで視覚化を操作する方法について説明します。 Databricks SQL で視覚化を使用する方法については、「Databricks SQL での視覚化」を参照してください。
視覚化の種類については、視覚化の種類に関するページを参照してください。
重要
Azure Databricks グラフのプレビュー バージョンについては、グラフの視覚化のプレビューに関するページを参照してください。
新しい視覚化を作成する
このセクションの例を再作成するには、次のコードを使用します。
sparkDF = spark.read.csv("/databricks-datasets/bikeSharing/data-001/day.csv", header="true", inferSchema="true")
display(sparkDF)
視覚化を作成するには、結果の上にある [+] をクリックし、[視覚化] を選択します。 視覚エフェクト エディターが表示されます。
[視覚化の種類] ドロップダウンで、種類を選択します。
視覚エフェクトに表示するデータを選択します。 使用可能なフィールドは、選択したタイプによって異なります。
[保存] をクリックします。
視覚化ツール
グラフの視覚エフェクト エディターにある右上のマウス ポインターを合わせると、Plotly ツール バーが表示され、選択、ズーム、パンなどの操作を実行できます。
視覚化エディターの外側にあるグラフの右上にマウス ポインターを合わせると、ツールの小さなサブセットが表示されます。
新しいデータ プロファイルを作成する
Note
Databricks Runtime 9.1 LTS 以降で使用できます。
データ プロファイルには、Apache Spark DataFrame、pandas DataFrame、または SQL テーブルの概要統計情報が表形式とグラフィック形式で表示されます。 結果セルからデータ プロファイルを作成するには、[+] をクリックし、[データ プロファイル] を選択します。
Azure Databricks は、概要統計を計算して表示します。
- 数値とカテゴリの機能は、別のテーブルに表示されます。
- タブの上部で、機能を並べ替えまたは検索できます。
- グラフの列の上部に、ヒストグラム (Standard) または分位点を表示できます。
- [展開] をオンにし、グラフを拡大します。
- [ログ] をオンにし、ログ スケールでグラフを表示します。
- グラフの上にカーソルを置くと、ヒストグラム列の境界や、その中の行数、分位点の値など、より詳細な情報を確認できます。
プログラムでデータ プロファイルを生成することもできます。集計コマンド (dbutils.data.summarize) を参照してください。
視覚化とデータ プロファイルを操作する
Note
データ プロファイルは、Databricks Runtime 9.1 LTS 以降で使用できます。
視覚エフェクトまたはデータ プロファイルの名前変更、複製、または削除
視覚化またはデータ プロファイルの名前を変更、複製、または削除するには、タブ名の右側にある下向き矢印をクリックします。
名前を直接クリックして、その名前を編集して変更することもできます。
視覚化を編集する
視覚エフェクトの下にある をクリックして、視覚エフェクト エディターを開きます。 変更が完了したら、[保存] をクリックします。
色を編集する
視覚化の色は、視覚化の作成時または編集時にカスタマイズできます。
- 視覚化を作成または編集します。
- [色] をクリックします。
- 色を変更するには、四角形をクリックし、次のどちらかの操作を行って新しい色を選択します。
- カラー セレクターで色をクリックする。
- 16 進数値を入力する。
- カラー セレクターの外側の任意の場所をクリックして、閉じて変更を保存します。
1 つの系列を一時的に非表示または表示する
視覚化で 1 つの系列を非表示にするには、凡例内でその系列をクリックします。 系列をもう一度表示するには、凡例内でそれをもう一度クリックします。
1 つの系列のみを表示するには、凡例内でその系列をダブルクリックします。 他の系列を表示するには、各系列をクリックします。
視覚エフェクトをダウンロードする
視覚エフェクトを .png 形式でダウンロードするには、ノートブック セルまたは視覚エフェクト エディターでカメラ アイコン をクリックします。
結果のセルの上にカーソルを移動すると、セルの右上にカメラ アイコンが表示されます。
視覚エフェクト エディターでは、グラフの上にカーソルを移動すると、カメラ アイコンが表示されます。 「視覚エフェクト ツール」を参照してください。
視覚エフェクトまたはデータ プロファイルをダッシュボードに追加する
- タブ名の右側にある下向き矢印をクリックします。
- [ダッシュボードに追加] を選択します。 使用可能なダッシュボード ビューの一覧が、メニュー オプションの [新しいダッシュボードに追加] と共に表示されます。
- ダッシュボードを選択するか、[新しいダッシュボードに追加] を選択します。 新しく追加された視覚エフェクトやデータ プロファイルなどを含んだダッシュボードが表示されます。