JavaScript 開発者にとって Azure とは
Azure は、あらゆるホスティング オプションとクラウドベースのサービスが提供されているクラウド プラットフォームです。 初めてクラウド開発を行う場合は、Azure について詳しく学習してください。
JavaScript、TypeScript、その他の言語
Azure ランタイムによる JavaScript のサポートでは、TypeScript や、JavaScript にトランスパイルされるその他のフレーバーもサポートされています。
Azure サービス
Azure のクラウドベースのサービスには、さまざまな機能が備わっています。 これらのサービスは、個別に、またはコレクションとして使用できます。
JavaScript 開発者にとっての最も重要なサービスの種類は次のとおりです。
クイックスタート センターで Azure サービスを作成する
Azure クラウドの学習を開始するときに、無料のアカウントを作成し、Azure portal の クイックスタート センター から開始します。
Azure portal の各サービスのページには、ポータルの外部でリソースにアクセスするために必要な接続情報が含まれます。
価格レベル
価格レベルは、リソースの課金方法です。 リソースの課金について理解するには、Azure 料金計算ツールを使用します。
Free レベルのリソース
Free (F0) 価格レベルを選択するときは、そのプランに伴う制限を理解しておくことが重要です。 Free レベルが提供されている場合:
- サブスクリプションは、そのサービスの 1 つの無料リソースに制限されることがあります。 無料リソースを作成できない場合は、そのサブスクリプションに無料リソースが既に存在することを示している可能性があります。
- 価格レベルによって、1 秒あたりのトランザクション数 (TPS) または 1 か月あたりのトランザクション数 (TPM) が決まります。 価格レベルの割り当てを超えると、クォータの超過を示すメッセージが含まれた HTTP エラーがアプリケーションで発生します。 アプリケーションと Azure サービスでこの問題の発生が予想される場合は、複数のリソースを作成し、1 つのエンドポイントの背後でホストします。
開発環境を準備する
開発環境には、最適な開発エクスペリエンスを提供するためにいくつかのツールが必要です。
- Visual Studio Code と Azure ツール拡張機能
- Git
- Node.js -可能であれば、長期サポート (LTS) バージョンを常に使用します。
- ローカル開発ランタイムを Azure ホスト ランタイム (Azure App Service、Azure Functions、Azure の静的 Web アプリ) と同期する必要がある場合は、次のようなランタイム バージョン管理ソリューションを使用します。
- Development Containers: 特定の Node.js バージョンのコンテナーを使用します。 コンテナーを使用して、複数の環境にまたがって Node.js のバージョンを管理できます。 Visual Studio Code の Remote - Containers 拡張機能により、コンテナの使用が簡素化されます。
- Azure CLI は、Azure リソースの作成と管理を行います。
- 次のようなローカル開発ホスティング CLI:
JavaScript で Azure クライアント ライブラリを使用する
JavaScript を使ってプログラムから Azure サービスを使用するには、使用するサービス固有の npm パッケージを検索します。 各 npm パッケージには、サービス固有の接続情報が含まれています。
すべての Azure クライアント ライブラリは、他のツールを使用せずに JavaScript で実行できます。 ほとんどの最新 SDK は TypeScript で記述されており、型チェック用に *.d.ts ファイルが提供されますが、Azure クライアント ライブラリまたは Azure Cloud Services を使用するために TypeScript は必要ありません。
JavaScript コードでは、コードがホストされている場所 (ローカル、ハイブリッド、クラウド) に関係なく、Azure サービスを使用できます。 JavaScript でプログラムによって Azure サービスを使用するには、Azure クライアント ライブラリを使用することをお勧めします。 これらのライブラリでは、長期的なサポート (LTS) のある最小限の Node.js が必要です。
Azure でホスティングされている JavaScript アプリのランタイムを確認する
Azure ホスティング環境で JavaScript アプリをホスティングするには、使用する予定の Azure ホスティング ランタイムをローカル開発環境の Node.js ランタイムが模倣していることを確認します。
Azure App Service では、Node.js ランタイム エンジンが使用されます。 サポートされているすべての Node.js バージョンを表示するには、Cloud Shell で次のコマンドを実行します。
az webapp list-runtimes | grep nodeAzure 静的 Web アプリのランタイムは、関数 API にのみ関連します。
Azure Functions によってサポートされる Node.js のバージョンは、使用している Functions のバージョンに基づきます。
カスタム ランタイム - カスタム ランタイムは、次の方法でサポートされます。
- 仮想マシン
- コンテナー - 単一、Web アプリ、Kubernetes
- (サーバーレス) Functions - カスタム ハンドラーを使用する
自分のホスティング シナリオで JavaScript クイックスタートを試す
ホスティング オプションを使用すると、Azure をアプリケーション用にすばやく使用できます。 Azure の最も一般的な初期エクスペリエンスについては、ホスティングに関する次のクイックスタートとチュートリアルを参照してください。
- Azure の静的 Web アプリを使用した API を持つフロントエンド クライアント
- Azure Functions を使用したサーバーレス API
- Azure App Service を使用するサーバー アプリケーション
- Azure Container Apps を使用したコンテナー アプリケーション