.artifactignore を使う
Azure DevOps Services
.artifactignore は、ユニバーサル パッケージまたはパイプライン成果物を発行するときにアップロードされるファイルを制御するテキスト ファイルです。
.artifactignore は通常、バージョン コントロール リポジトリにチェックインされ、構文は .gitignore の構文と似ています。
.artifactignore ファイルを使用すると、成果物を発行する前にステージング ディレクトリにファイルをコピーしないようにすることで、パイプラインの実行時間を短縮できます。
例
次の例では、 src/MyApp/bin/Release ディレクトリ内のものを除くすべてのファイルを無視します。
**/*
!src/MyApp/bin/Release/**.*
重要
.artifactignore ファイルは、Publish Pipeline Artifacts タスクの 引数にtargetPath
指定されたディレクトリに存在する必要があります。
構文
.artifactignore は、.gitignore と同じ構文に従います。いくつかの制限があります。 プラス記号文字 +
は、URL パスと、Maven などの一部のパッケージの種類のセマンティック バージョン管理メタデータではサポートされていません。
注意
.artifactignore ファイルがない場合、.gitignore ファイルは既定で無視されます。 空の .artifactignore ファイルを作成することで、再含めることができます。