リポジトリの作成 - Web
Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022 - Azure DevOps Server 2019
Azure DevOps Services と TFS のプロジェクトには、Git リポジトリ、作業項目、ビルド、リリースが含まれています。 プロジェクト内の Git リポジトリを使用して、プロジェクトの拡大に合わせてソース コードを管理できます。 このガイドでは、Azure DevOps Services (Azure でホストされている) または Team Foundation Server (TFS - オンプレミス) の Web ポータルを使用して Git リポジトリを作成する方法について説明します。
前提条件
- Azure DevOps の組織。 お持ちでない場合は、無料でサインアップできます。 各組織には、無料で無制限のプライベート Git リポジトリが含まれています。
- プロジェクト管理者に既定で付与される [リポジトリの作成] アクセス許可が必要です。 詳細については、「Git リポジトリのアクセス許可を設定する」を参照してください。
- Git コマンド ライン ツール:
- Git Credential Manager を含む Git for Windows をインストールします
- macOS と Linux 用の Git をインストールします。
- macOS と Linux の場合は、SSH 認証を構成することをお勧めします
Web ポータルを使用してリポジトリを作成する
https://dev.azure.com/OrganizationName
を参照してプロジェクトの [リポジトリ] ページを開き、プロジェクトの名前の上にマウス ポインターを置いて、[リポジトリ] アイコンを選びます。 [すべて] のプロジェクト一覧から選択できます。または、プロジェクトに最近アクセスした場合は [最近表示したもの] のプロジェクト一覧から選択できます。リポジトリのドロップダウンから、[新しいリポジトリ] を選びます。
[新しいリポジトリの作成] ダイアログで、Git がリポジトリの種類であることを確認し、新しいリポジトリの名前を入力します。 名前付けの制限については、名前付けの制限、Azure Repos (git) に関する記事を参照してください。
README を追加し、リポジトリで管理する予定であるコードの種類に対する .gitignore を作成することもできます。 README には、リポジトリ内のコードに関する情報が含まれます。 .gitignore ファイルは、開発環境の一時ビルド ファイルなど、無視するファイルの種類を Git に指示します。
リポジトリ名と選択に問題がなければ、[作成] を選びます。
これで、新しい空の Git リポジトリがプロジェクトに作成されます。
コンピューターにリポジトリをクローンする
Git リポジトリを操作するには、ご自分のコンピューターにクローンします。 リポジトリをクローンすると、操作するリポジトリの完全なローカル コピーが作成されます。 また、クローンすると、リポジトリ内のすべてのコミットおよびブランチがダウンロードされ、サーバー上のリポジトリとの名前付きリレーションシップが設定されます。 このリレーションシップを使用して、既存のリポジトリを操作し、変更をプッシュおよびプルしてコードをチームと共有します。
Web ブラウザーから、Azure DevOps で組織のチーム プロジェクトを開き、[リポジトリ]>[ファイル] を選びます。 チーム プロジェクトがない場合は、ここで作成します。
[ファイル] ウィンドウの右上隅にある [クローン] を選び、クローン URL をコピーします。
Git コマンド ウィンドウを開きます (Git for Windows の Git Bash)。 次に、リポジトリのコードを格納する、ご自分のコンピューター上のフォルダーを参照します。 次の例に示すように、前のセクションでクローン URL からコピーしたパスを後ろに付けて
git clone
を実行します。git clone https://dev.azure.com/fabrikam-fiber/MyFirstProject/_git/
Git により、コードのコピーが新しいフォルダーにダウンロードされ、操作できるようになります。 ダウンロードには、リポジトリからのすべてのコミットおよびブランチが含まれます。
クローンしたリポジトリにディレクトリを切り替えます。
cd fabrikam-fiber
以降の手順で使用するため、このコマンド ウィンドウは開いたままにしておきます。
コードを操作する
この手順では、ご自分のコンピューター上のファイルを変更し、ローカルで変更をコミットし、コミットをサーバー上のリポジトリにプッシュして、そこで変更を表示します。
リポジトリをクローンしたコンピューター上のフォルダーを参照し、任意のエディターで
README.md
ファイルを開きます。ファイルに
This is my first edit.
を追加するなど、いくつかの変更を行い、ファイルを保存して閉じます。Git コマンド ウィンドウで、次のコマンドを入力して
fabrikam-fiber
ディレクトリに移動します。cd fabrikam-fiber
Git コマンド ウィンドウで次のコマンドを入力して、変更をコミットします。
git commit -a -m "My first commit"
git commit
を使用する場合、-a
は変更されたすべてのファイルをコミットすることを意味し、-m
ではコミット メッセージを指定します。Git コマンド ウィンドウに次のコマンドを入力して、変更を Git リポジトリにプッシュします。
git push
Web ポータルに戻り、[コード] ビューから [履歴] を選んで、新しいコミットを表示します。 新しいリポジトリには 2 つのコミットがあります。 1 つ目は、リポジトリが作成されたときに README と .gitignore が追加されたコミットです。 2 つ目は、つい先ほど行ったコミットです。
[ファイル] タブに切り替え、README ファイルを選んで、変更内容を表示します。