クラスター プールを管理する

クラスター プールは、クラスターの論理的なグループであり、同じプール内のクラスターのセットを維持します。 複数の種類のクラスター間で堅牢な相互運用性を構築するのに役立ちます。これにより、企業はクラスターを同じ仮想ネットワークに配置できます。 1 つのクラスター プールは、AKS インフラストラクチャ内の 1 つのクラスターに対応します。

この記事では、クラスター プールを管理する方法について説明します。

はじめに

1. Azure ポータルにサインインします。

2. Azure portal の検索バーに「HDInsight on AKS クラスター プール」と入力し、ドロップダウン リストから "Azure HDInsight on AKS クラスター プール" を選択します。

   

3. 一覧ページからクラスター プール名を選択します。

   

新しいクラスターを作成する

クラスター プールでは、さまざまな種類の複数のクラスターを追加できます。 たとえば、同じプール内に Trino クラスターと Apache Flink クラスターを配置できます。

新しいクラスターを作成するには、Azure portal で [+ 新しいクラスター] を選択し、引き続き Azure portal を使用して Trino、Apache Flink、Apache Spark クラスターを作成します。

クラスターを作成する方法の詳細をご覧ください。

既存のクラスターの一覧を表示する

クラスター プール内のクラスターの一覧は、[概要] タブで表示できます。

クラスター プールへのアクセスを管理する

HDInsight on AKS は、Azure の組み込みロールと、HDInsight on AKS に固有の特定のロールの両方をサポートしています。 Azure portal で、プールの [アクセス制御 (IAM)] ブレードを使用して、クラスター プールのコントロール プレーンのアクセスを管理できます。

詳細については、アクセスの管理に関する記事を参照してください。

Azure サービスとの統合を有効にする

Azure portal で、クラスター プールの [モニターの設定] ブレードを使用して、サポートされている Azure サービスを構成します。 現在、Log Analytics と Azure Managed Prometheus および Grafana がサポートされています。これらをクラスター レベルで有効にするには、その前にクラスター プールで構成する必要があります。

• Azure Monitor の統合の詳細を参照してください。
• 詳細については、Log Analytics を有効にする方法に関する記事を参照してください。
• 詳細については、Azure Managed Prometheus および Grafana を有効にする方法に関する記事を参照してください。

クラスター プールを削除する

クラスター プールを削除すると、次のリソースが削除されます。

• このクラスター プールに属するすべてのクラスター。
• 補助的なリソースを保持するためにクラスター プールの作成中に作成されたマネージド リソース グループ。

ただし、クラスター プールまたはクラスターに関連付けられている外部リソースは削除されません。 たとえば、Key Vault、ストレージ アカウント、監視ワークスペースなどです。

各クラスター プール バージョンは、AKS バージョンに関連付けられています。 AKS バージョンが非推奨になると、通知されます。 この場合は、クラスター プールを削除し、サポートされている AKS バージョンに移行するために再作成する必要があります

1. クラスター プールを削除するには、Azure portal で [概要] ブレードの左上にある [削除] を選択します。

   

2. 削除するプール名を入力し、[削除] を選択します。

   

正常に削除されたら、Azure portal で通知アイコン を選択して状態を確認することができます。