- [アーティクル]
-
-
適用対象: Azure Logic Apps (従量課金プラン + Standard)
このガイドでは、従量課金と Standard の両方のロジック アプリ ワークフローの正常性とパフォーマンスをどのように確認できるかを示します。
前提条件
メトリックを見つけて表示する
Azure portal で、ロジック アプリ リソースを開きます。
ロジック アプリ リソースのメニューで [監視] の下にある [メトリック] を選択します。
[メトリック] ページには、[スコープ]、[メトリック名前空間]、[メトリック] のリストが表示されます。
[スコープ] が従量課金ロジック アプリ名に設定されていること、および[メトリック名前空間] が [ロジック アプリ Standard メトリック] に設定されていることを確認します。
[メトリック] リストを開き、ワークフローで使用可能なメトリックを表示します。
従量課金ワークフロー メトリックの詳細については、「Azure Monitor のサポートされるメトリック」の「Microsoft.Logic/workflows」を参照してください。
[メトリック] リストから、確認するメトリックを選択します。 [集計] リストから、メトリックの値をグループ化する方法のオプション (Count、Avg、Min、Max、Sum) を選択します。
Azure portal で、ロジック アプリ リソースを開きます。
ロジック アプリ リソースのメニューで [監視] の下にある [メトリック] を選択します。
[メトリック] ページには、[スコープ]、[メトリック名前空間]、[メトリック] のリストが表示されます。
[スコープ] が Standard ロジック アプリ名に設定されていること、および [メトリック名前空間] が [App Service Standard メトリック] に設定されていることを確認します。
[メトリック] 検索ボックスに「workflow」と入力して、Workflow で始まるメトリックを表示します。
これでフィルター処理されたリストに、ワークフローで使用できる以下のメトリックが表示されるようになりました。
メトリックの名前 |
説明 |
Workflow Action Completed Count (ワークフロー アクション完了数) |
状態に関係なく、完了したアクションの数。 |
Workflow Job Execution Delay (ワークフロー ジョブ実行遅延) |
ジョブの実行がスケジュールされてからジョブが実際に実行されるまでの時間。 |
Workflow Job Execution Duration (ワークフロー ジョブ実行時間) |
ジョブの実行の完了にかかった時間。 |
Workflow Runs Completed Count (ワークフロー実行完了数) |
状態に関係なく、完了したワークフロー実行の数。 |
ワークフロー実行ディスパッチ数 |
以前にキューに登録された要求のうち、現在処理されているものの数。 |
Workflow Runs Started Count (ワークフロー実行開始数) |
結果の状態に関係なく、開始されたワークフローの数。 |
Workflow Triggers Completed Count (ワークフロー トリガー完了数) |
結果に関係なく、完了したトリガーの数。 |
[メトリック] リストから、確認するメトリックを選択します。 [集計] リストから、メトリックの値をグループ化する方法のオプション (Count、Avg、Min、Max、Sum) を選択します。
特定のワークフローでフィルター処理する
Standard ロジック アプリで複数のワークフローが実行されている場合は、ワークフローで結果をフィルター処理できます。
[メトリック] ツール バーの [フィルターの追加] を選択します。
[プロパティ] リストから、[ワークフロー名] を選択します。
[値] リストから、特定のワークフローを選択します。
特定のワークフローの状態をフィルター処理する
[メトリック] ツール バーの [フィルターの追加] を選択します。
[プロパティ] リストから、[状態] を選択します。
[値] リストから、状態を選択します。
例
過去 24 時間に特定の状態だったワークフロー実行の数を表示するとします。
[メトリック] リストから、[ワークフロー実行完了数] という名前のメトリックを選択します。
[集計] リストから、[Sum] を選択します。
この例では、Standard ロジック アプリで複数のワークフローが実行されています。 そのため、フィルターを追加して結果をフィルター処理できます。
[メトリック] ツール バーの [フィルターの追加] を選択します。
[プロパティ] リストから、[ワークフロー名] を選択します。
[値] リストから、特定のワークフローを選択します。
次のステップ