Azure Operator Service Manager CLI 拡張機能について

Azure Operator Service Manager (AOSM) を使用すると、コンテナー化されたネットワーク機能 (CNF) および仮想化されたネットワーク機能 (VNF) の発行元は、Azure Operator Nexus などの Azure Arc に接続されたプラットフォームに確実にデプロイできるネットワーク機能定義 (NFDV) をオペレーターに提供できます。 NFDV は、ワークロードのデプロイ時にオペレーターが理解する必要がある構成面を抽象化して簡素化するネットワーク サービス設計 (NSDV) に組み込むことができます。

AOSM を使用すると、Azure Resource Manager (ARM) リソースの柔軟で強力な階層を通じて、これらのワークフローを実現できます。 CNF または VNF の発行元は、そのネットワーク機能を NFDV および NSG として AOSM にオンボードし、定義したリソースをデプロイできることをテストする必要があります。

Azure CLI AOSM 拡張機能は、発行元が CNF や VNF の初期オンボードととテストを実行するための便利で簡素化されたインターフェイスを提供します。

主要な機能

  • CNF と VNF のサポート - シングルヘルムおよびマルチヘルムの CNF とシングル VM VNF の両方をオンボードします。

  • 自動 BICEP 生成 - 最小限の構成ファイルを入力し、NF を AOSM にオンボードするために必要な AOSM リソースの BICEP 定義を生成します。 CLI によってリソース参照のネットワークが自動的に処理され、BICEP リソースの書き込み時間とエラーの可能性の両方が削減されます。 BICEP ファイルは、明確で適切なコメントが付けられたフォルダー構造で生成されます。

  • 公開の合理化 - 1 つのコマンドで、AOSM リソースのデプロイ、ネットワーク機能イメージのアップロード、Azure Resource Manager (ARM) テンプレートのビルドとアップロードが行えます。

  • 簡略化されたコマンド - Az CLI AOSM 拡張機能は、ネットワーク機能 (NF) を AOSM にオンボードするために必要な API 呼び出しを、NFDV オンボード用の 3 つのコマンドと NSDV オンボード用の同様の 3 つのコマンドにまとめます。

  • 初期テスト用に最適化 - CLI によって、簡素化するため、および発行、デプロイ、テストのフィードバック ループを高速化するために最適化された AOSM リソースを構築します。

次のステップ

  • Azure CLI AOSM 拡張機能を使用して、CNF または VNF の例をオンボードします。
  • Azure CLI AOSM 拡張機能を使用して AOSM に CNF をオンボードする方法を学習します。
  • Azure CLI AOSM 拡張機能を使用して AOSM に VNF をオンボードする方法を学習します。