OpsGenie で webhook を使用して Azure サービス正常性アラートを構成する

この記事では、OpsGenie で webhook を使用して Azure サービス正常性アラートを設定する方法について説明します。 OpsGenie の Azure Service Health Integration を使用することにより、Azure Service Health アラートを OpsGenie に転送できます。 OpsGenie は、オンコール スケジュールに基づいて適切な通知対象ユーザーを判断し、メール、テキスト メッセージ (SMS)、電話、iOS と Android のプッシュ通知によって通知した後、確認されるか閉じられるまでアラートをエスカレーションします。

OpsGenie でサービス正常性統合 URL を作成する

  1. OpsGenie アカウントをサインアップ済みであることを確認した後、サインインします。

  2. OpsGenie で [Integrations (統合)] セクションに移動します。

    OpsGenie の [Integrations (統合)] セクション

  3. [Azure Service Health] 統合ボタンをクリックします。

    OpsGenie の[Azure Service Health] ボタン

  4. [Name (名前)] にアラートの名前を入力し、[Assigned to Team (チームに割り当て)] フィールドを指定します。

  5. [Recipients (受信者)][Enabled (有効)][Suppress Notifications (通知を抑制)] などの他のフィールドに入力します。

  6. [Integration URL (統合 URL)] をコピーして保存します。これには既に apiKey が末尾に追加されています。

    OpsGenie に表示された統合 URL

  7. [Save Integration (統合の保存)] を選択します。

Azure Portal で OpsGenie を使用してアラートを作成する

新しいアクション グループの場合:

  1. Azure Portal を使用して新しいアクション グループのサービス正常性通知に関するアラートを作成する」の手順 1 から 8 を実行します。

  2. [アクション] の一覧で以下を定義します。

    a. アクションの種類: Webhook

    b. 詳細: 先ほど保存した OpsGenie の統合 URL

    c. 名前: webhook の名前、別名、または識別子。

  3. 完了したら [保存] を選択して、アラートを作成します。

既存のアクション グループの場合:

  1. Azure Portal で、[モニター] を選択します。

  2. [設定] セクションで [アクション グループ] を選択します。

  3. 編集するアクション グループを見つけて選択します。

  4. [アクション] の一覧に以下を追加します。

    a. アクションの種類: Webhook

    b. 詳細: 先ほど保存した OpsGenie の統合 URL

    c. 名前: webhook の名前、別名、または識別子。

  5. 完了したら [保存] を選択して、アクション グループを更新します。

HTTP POST 要求によって webhook 統合をテストする

  1. 送信するサービス正常性のペイロードを作成します。 サービス正常性 webhook ペイロードの例については、「Azure アクティビティ ログ アラートのための webhook」を参照してください。

  2. 次のような HTTP POST 要求を作成します。

    POST        https://api.opsgenie.com/v1/json/azureservicehealth?apiKey=<APIKEY>
    
    HEADERS     Content-Type: application/json
    
    BODY        <service health payload>
    
  3. "successful" の状態を示すメッセージと共に 200 OK 応答が返されるはずです。

  4. OpsGenie に移動して、統合が正常に設定されたことを確認します。

次のステップ