Azure Synapse Analytics のクォータの増加を要求し、サポートを受ける
この記事では、Azure portal で Azure Synapse Analytics のサポート チケットを送信する方法について説明します。 このプロセスでは、クォータの増加を要求したり、エンジニアリング サポート チームのテクニカル サポート リクエストを送信したりできます。
サポート チケットの作成
Azure portal から Azure Synapse Analytics の新しいサポート要求を作成するには、次の手順に従います。
Azure portal のメニューで、[ヘルプとサポート] を選択します。
[ヘルプとサポート] で、 [新しいサポート リクエスト] を選択します。
お使いの Azure サポート プランを確認します。
- 課金、クォータ、サブスクリプション管理のサポートは、すべてのサポート レベルでご利用いただけます。
- 障害対応のサポートは、Developer、Standard、Professional Direct、または Premier サポートを通して提供されます。 障害対応のサポートとは、Azure のご利用に際して発生した、マイクロソフトが原因と想定される問題への対応です。
- 開発者支援およびアドバイザリ サービスは、Professional Direct および Premier サポート レベルでご利用いただけます。
Premier サポート プランを使用している場合は、Microsoft Premier オンライン ポータルで Azure Synapse Analytics 関連の問題を報告することもできます。 各種のサポート プランの詳細 (範囲、応答時間、価格などを含む) については、「Azure のサポート プラン」のページを参照してください。Azure サポートに関するよくあるご質問については、Azure サポートのよくあるご質問に関するページを参照してください。
[問題の種類] で、適切な問題の種類を選択します。 障害対応の問題の場合は、 [技術] を選択します。 クォータの増加の要求の場合は、 [サービスとサブスクリプションの制限 (クォータ) ] を選択します。
Note
この記事の残りの部分では、クォータ増加の要求に焦点を当てます。 ただし、ここで [技術] を選択することで、問題解決のサポート リクエストを行うことも出来ます。 [技術] を選択した場合は、概要を入力してから、 [問題の種類を選択してください] を選択して問題の種類を特定するよう求められます。 問題の解決に役立つ解決策が表示される場合があります。 提示された解決策で問題が解決しない場合は、 [次へ: 詳細] を選択してフォームに記入し、サポート チケットを送信します。
クォータの増加の要求の場合は、 [クォータの種類] で [Azure Synapse Analytics] を選択します。 次に、[次へ: ソリューション >>] を選びます。
[詳細] ウィンドウで、 [詳細を入力] を選択して追加情報を入力します。
クォータ要求の種類
[詳細を入力] を選択すると、 [クォータの詳細] ウィンドウが表示され、追加情報を追加できるようになります。 以下のセクションでは、Azure Synapse Analytics で使用できるさまざまなクォータ要求について説明します。
サーバーあたりの Synapse SQL プールの Data Warehouse ユニット (DWU)
サーバーあたりの DWU の増加を要求するには、次の手順に従います。
クォータの種類として [Synapse SQL pool DWUs per server] (サーバーあたりの Synapse SQL プールの DWU) を選択します。
ドロップダウンリストを使用して、クォータの増加を適用する [リソース] を選択します。
[クォータの要求] セクションに新しいクォータを入力します。
[Save and continue](保存して続行) を選択します。
サブスクリプションあたりのサーバー
サブスクリプションあたりのサーバー数の増加を要求するには、次の手順を完了する必要があります。
クォータの種類として [サブスクリプションあたりの SQL Server] を選択します。
[場所] リストで、使用する Azure リージョンを選択します。 クォータは、各リージョンのサブスクリプション単位となります。
[クォータの要求] フィールドに、そのリージョン内で要求する最大サーバー数を入力します。
[Save and continue](保存して続行) を選択します。
一部のオファーの種類は、すべてのリージョンで使用できるわけではありません。 次のエラーがに表示される場合があります。
リージョンへのサブスクリプション アクセスを有効にする
サブスクリプションのリージョンへのアクセスを有効にするには、次の手順を完了する必要があります。
クォータの種類として [Synapse SQL プール (データ ウェアハウス) のリージョン アクセス] を選択します。
ドロップダウンリストから [場所] を選択して、リージョンを選択します。
[DWU 必須] セクションで DWU のパフォーマンス要件を指定します。
[ビジネス要件の説明] を入力します。
[Save and continue](保存して続行) を選択します。
その他のクォータ要求の場合
その他のクォータ要求の種類の場合は、[クォータの種類] ドロップダウン メニューから [その他のクォータ要求] を選択します。
要求を送信する
最後の手順として、SQL Database サポート リクエストの残りの詳細を入力します。 次に [次へ: 確認および作成]>> を選択します。
要求の詳細を確認したら、 [作成] を選択して要求を送信します。
サポート チケットの状態の確認
サポート要求を送信すると、Azure サポート チームから連絡があります。 要求の状態と詳細を確認するには、ダッシュボードで [すべてのサポート要求] を選択します。
その他のリソース
Stack Overflow や Azure Synapse Analytics の Microsoft Q&A 質問ページで Azure Synapse Analytics のコミュニティとつながることもできます。