手順 2: Oracle Database アダプターを使用するようにBizTalk Server管理コンソールでオーケストレーションを構成する
完了までの時間: 10 分
目的: この手順では、次のタスクを実行します。
Oracle Database アダプターを使用して、Oracle データベースからメッセージを送受信する WCF-Custom 送受信ポートを作成します。 前の手順で作成したマップを使用するようにこのポートを構成します。
WCF-Custom ポートを使用するように、最後の手順でデプロイしたオーケストレーションを構成します。
前提条件
- WCF-Custom ポートを構成する BizTalk オーケストレーションを展開している必要があります。
WCF-Custom ポートを作成するには
アダプター サービス BizTalk プロジェクト アドインを使用して Oracle データベースで操作のスキーマを生成すると、バインド ファイルも BizTalk プロジェクトに追加されます。 このバインド ファイルを BizTalk アプリケーションにインポートして、WCF-Custom 送受信ポートを作成できます。 バインド ファイルをインポートする手順については、「バインドの インポート」を参照してください。
バインド ファイルをインポートすると、BizTalk Server管理コンソールの [送信ポート] フォルダーに送信ポートが作成されます。
WCF-Custom ポートを右クリックし、[ プロパティ] をクリックします。
[送信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[ 全般 ] タブをクリックします。右側のウィンドウで、[ 構成] をクリックします。
[ WCF-Custom Transport Properties ] ダイアログ ボックスで、[ 資格情報 ] タブをクリックし、Oracle データベースに接続する資格情報を指定します。
[OK] をクリックします。
[送信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[ 受信マップ] をクリックします。 右側のウィンドウで、[ マップ ] 列の下にあるフィールドをクリックし、ドロップダウンから [ ResponseMap] を選択します。
を構成する
[送信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[ 送信マップ] をクリックします。 右側のウィンドウで、[ マップ ] 列の下にあるフィールドをクリックし、ドロップダウンから [ RequestMap] を選択します。
を構成する
[OK] をクリックします。
BizTalk アプリケーションを構成するには
BizTalk Server管理コンソールで、[BizTalk グループ]、[アプリケーション] の順に展開し、オーケストレーションが展開されている BizTalk アプリケーションを展開します。
BizTalk アプリケーションを右クリックし、[ 構成] を選択します。
左側のウィンドウで、構成するオーケストレーションをクリックします。 右側のウィンドウの [ ホスト ] ドロップダウン リストから、BizTalk ホスト インスタンスを選択します。
[バインド] ボックスで、BizTalk オーケストレーションの論理ポートを、BizTalk Server管理コンソールの物理ポートにマップします。
要求メッセージを削除するファイル ポートを選択します。 BizTalk オーケストレーションは要求メッセージを使用し、Oracle データベースに送信します。
BizTalk オーケストレーションが Oracle データベースからの応答を含む応答メッセージを削除するファイル ポートを選択します。
このトピックで前に作成した WCF-Custom 送信ポートを選択します。
[OK] をクリックします。
アプリケーションの構成の詳細については、「アプリケーションを構成する方法」 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=196961を参照してください。
次の手順
これで、WCF ベースの Oracle データベース アダプターを使用して Oracle データベースにメッセージを送信する BizTalk プロジェクトへの vPrev BizTalk プロジェクトの移行が完了しました。 移行された BizTalk アプリケーションをテストするには、「 手順 3: 移行されたアプリケーションを Oracle Database アダプターにテストする」の説明に従って、Oracle データベースに対して挿入操作を実行する要求メッセージを送信する必要があります。