複合操作のサポート

Oracle E-Business アダプターを使用すると、アダプター クライアントは、次の任意の数の操作を任意の順序で含めることができる複合操作を実行できます。

  • インターフェイス テーブルとデータベース テーブルに対する選択、挿入、更新、および削除操作。

  • インターフェイス ビューとデータベース ビューで操作を選択します。

  • アダプターの操作として表示されるパッケージ内のストアド プロシージャ、関数、およびプロシージャ。

    複合操作の操作では、同じデータベースまたは異なるデータベース内のテーブルとビューをターゲットにすることができます。 ただし、複合操作では、異なる操作間でデータを共有したり再利用したりすることはできません。 たとえば、複合操作では、Select 操作の結果セットをストアド プロシージャの入力パラメーターとして使用することはできません。

    複合操作の各操作は、個別の接続を使用して実行されます。 Oracle E-Business アダプターは、ODP.NET 接続プールからの接続を複合操作の操作数と同じ数だけ消費し、操作が実行されると接続を解放します。 ただし、複合操作の操作が結果セットを返す場合、接続はメッセージが使用された後にのみ解放されます。

重要

複合操作の実行中にタイムアウトの問題が発生した場合は、接続の数が複合操作の操作の数よりも少ないためである可能性があります。

  • BFILE、BLOB、CLOB、NCLOB、REF CURSOR を OUT パラメーターまたは IN OUT パラメーターとして含むストアド プロシージャ。

    • 操作を選択します。

    この問題を解決するには、複合操作にこのような操作の数が "n" ある場合、 MinPoolSize バインド プロパティに指定された値が "n+1" 以上であることを確認する必要があります。 MinPoolSize バインド プロパティの詳細については、「BizTalk Adapter for Oracle E-Business Suite バインディング プロパティの読み取り」を参照してください。

参照:

Note

Oracle E-Business アダプターで複合操作のアプリケーション コンテキストを設定することもできます。 複合操作のいずれかの操作がインターフェイス テーブルまたはインターフェイス ビューで実行される場合は、複合操作のアプリケーション コンテキストを設定する必要があります。 アプリケーション コンテキストとその設定方法については、「アプリケーション コンテキストを設定する」を参照してください。

参照

Oracle E-Business Suite アダプターでサポートされる操作