Excel でのビジネス アクティビティとビジネス ビューの定義
BAM ソリューションを作成する場合は、まず関連データの種類とそのデータを解釈する方法を指定します。 これには、Excel 用の BAM アドインを使用します。 このアドインを使用すると、ビジネス アクティビティを定義して、関連データの希望リストを定義できます。 また、データを解釈する方法と、さまざまなカテゴリのビジネス ユーザーにデータを公開する方法を定義できます。
BAM アドインでは、集計も定義できます。
アクティビティ項目の名前の変更も可能です。たとえば、ユーザーにとって一般的な用語と、アクティビティの対応するデータ項目の名前が一致しない場合に名前を変更できます。 たとえば、表示が別の言語になっている場合が挙げられます。
アクティビティの定義が完了すると、必要なグラフおよびその他のプレゼンテーション手段の定義に使用できるランダムなプレビュー データが Excel で作成されます。 プレビュー データの詳細については、「 ピボットテーブルを使用する方法」を参照してください。
完成したアクティビティ定義では、ビジネス プロセスの実行時に収集する必要があるデータ ポイントとイベントが定義されています。 BAM アドインは、さまざまな方法で入手できます。
BAM アドイン XLA は、BizTalk Serverインストール中にインストールできます。 詳細については、「BizTalk Server 2013 および 2013 R2 のインストールの概要」を参照してください。
BAM。XLA ファイルは、次のいずれかの場所にインストールされます。
コンピューターに Microsoft Office がインストールされていない場合は、BAM.xla が \Program Files\Microsoft BizTalk Server 20xx\ExcelDir\ フォルダーにインストールされます。
Microsoft Office がインストールされている場合、BAM.xla は \Program Files\Microsoft Office\OFFICExx\Library\ フォルダーにインストールされます。
使用するコンピューターに、別のコンピューターの共有フォルダーから BAM.xla をコピーすることもできます。 コピーしたら、その場所で XLA を選択して XLA を登録できます。
Excel メニュー ツール バーで BAM アドインを有効にするには、[ファイル] メニューをクリックし、[オプション] をクリックし、[アドイン] をクリックします。[ビジネス アクティビティの監視] を選択し、[GO] をクリックし、[Ad-ins] ウィンドウで、[ビジネス アクティビティの監視] の横にある [チェック] ボックスを選択し、[OK] をクリックします。
Note
BAM アドインの使用中、Excel では同じプロセスに 2 つのインスタンスを読み込むことはできません。 アドインの使用中に、同じプロセスへの複数インスタンスの読み込みが発生するのは次のような場合です。
BAM アドインを有効にした状態で Excel ワークシートを開き、さらに別の Excel ワークシートをダブルクリックした場合。この場合、Excel によってダブルクリックしたワークシートが実行中のインスタンスに読み込まれます。
BAM アドインを有効にした状態で Excel ワークシートを開き、さらに [ファイル] メニューの [開く] を選択して他の Excel ワークシートを読み込んだ場合。
このような状況では、アドインを適切に使用できません。 BAM アドインを有効にした状態で複数の Excel ワークシートを開くには、新しい Excel のウィンドウを開き、その Excel インスタンスにワークシートを読み込む必要があります。
Note
Excel で BAM.xla を使用すると、"このブックは VBA プロジェクト、ActiveX コントロール、およびその他のプログラミング関連の機能を失いました" というエラーが表示されることがあります。 エラーの詳細については、「 BAM のトラブルシューティング」を参照してください。