MSMQ 送信ポートを構成する方法
BizTalk Server 管理コンソールで、MSMQ 送信ポートのアダプタの変数を設定できます。 プロパティが送信ポートに設定されていない場合は、BizTalk Server 管理コンソールで設定されている既定の送信ハンドラーの値が使用されます。
重要
ホスト インスタンスが MSMQ 送信ポートまたは受信場所に関連付けられている場合、そのコンピューターで MSMQ サービスが実行されていることを確認してください。 サービスが実行されていない場合、MSMQ 受信ポートは、起動後すぐにシャットダウンされ、MSMQ 送信ポートに送信されたメッセージは中断されます。
クラスター環境では、クラスター化された MSMQ インスタンスが実行されていることに加え、各クラスター コンピューターでローカル MSMQ サービスが実行されている必要があります。
MSMQ 送信ポートの変数を構成するには
MSMQ 送信ポートの変数を構成するには、次の手順を実行します。
BizTalk Server管理コンソールで、新しい送信ポートを作成するか、既存の送信ポートをダブルクリックして変更します。 詳細については、「 送信ポートを作成する方法 」を参照してください。 送信ポートのオプションをすべて構成します。 [全般] タブの [トランスポート] セクションで、[種類] オプションに MSMQ を指定します。
[ 全般 ] タブの [ トランスポート ] セクションで、[種類] の横にある [構成 ] ボタンをクリック します。
[ MSMQ トランスポートのプロパティ ] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
使用するプロパティ 目的 データの種類 既定値 パスワード リモート キューのパスワードを指定します。 ユーザー名と共に を使用します。 String 空白 ユーザー名 リモート キューのユーザー名を指定します。 パスワードと共に使用 します。 リモート コンピューターのローカル ユーザーは、ユーザー名に使用できません。 String 空白 受信確認の種類 送信アプリケーションに返すメッセージ キューで使用する受信確認メッセージの種類を指定します。 受信確認の種類は複数選択できます。 System.Messaging.AcknowledgeTypes 列挙の受信確認の種類を使用できます。 String None [管理キュー] 受信確認メッセージを受信するキュー名を指定します。 String 空白 本文の型 MSMQ のメッセージ本文の種類を指定します。 有効な値は、.NET VarEnum 列挙体のメンバーです。 int 8209 証明書の拇印 メッセージ認証に使用する証明書の拇印を指定します。 このプロパティを Use Authentication プロパティと組み合わせて 使用 して、メッセージを確認します。 キューにアクセスするには、[ ユーザー名] プロパティと [ パスワード] プロパティを使用します。 String 空白 宛先キュー 送信先キューを指定します。 キューの詳細については、「 メッセージ キュー キュー」を参照してください。 メモ: 送信ポートまたは受信場所の URI は 256 文字を超えることはできません。 String 空白 暗号化アルゴリズム 暗号化アルゴリズムの [ RC2]、[ RC4]、または [なし] を選択します。 列挙型 なし 最大メッセージ サイズ (キロバイト単位) 指定したキューに送信するメッセージの最大サイズを指定します。 UnsignedInt 1024 メッセージの優先度 メッセージの優先度を設定します。 列挙型 標準 復旧可能 メッセージの回復可能性を保証するかどうかを指定します。 Boolean False [セグメント化のサポート] 4 MB を超えるメッセージをセグメント化するには、この Boolean プロパティ値を True に 設定します。 Boolean False タイムアウト 送信先キューにメッセージが到達するまでの最大待機時間を指定します。 トランザクションを使用した場合のみ、この値が適用されます。 int 0 タイムアウトの単位 Timeout プロパティに使用する単位を設定します。
[ 日]、[ 時間]、[ 分]、または [秒] を選択します。列挙型 日間 トランザクション トランザクションを使用する場合にメッセージを送信するには、この値を True に 設定します。 Boolean False 認証を使用する 認証を制御するには、この Boolean プロパティの値を True に設定します。 このプロパティを Certificate Thumbprint プロパティと組み合わせて使用して、メッセージを確認します。 キューにアクセスするには、[ ユーザー名] プロパティと [ パスワード] プロパティを使用します。 Boolean False [配信不能メッセージ キューの使用] エラーが発生した場合に配信不能キューにメッセージを送信するには、この値を True に 設定します。 Boolean True [ジャーナル キューの使用] メッセージが処理されるたびにメッセージのコピーを保存するには、この値を True に 設定します。 Boolean False [ OK] を クリックし、もう一度 [OK] を クリックして設定を保存します。