送信ポートの開始 (BizTalk Server サンプル)
送信ポート開始のサンプルは、ファイル アダプタの使用時に、送信ポートを開始し、オプションでプライマリ トランスポート アドレスを設定する方法を示しています。
警告
展開スクリプトは、展開後に不要になった場合は、削除する必要があります。 保持する必要のある管理スクリプトおよび他のスクリプトは、ACL によってセキュリティで保護し、厳重に監視する必要があります。
このサンプルの処理
このサンプルを構成するスクリプト ファイルの Visual Basic Scripting Edition (VBScript) スクリプトは、BizTalk Server WMI プロバイダーを使用して次の操作を実行する方法を示しています。
送信ポート名が指定されていることを前提として、クエリを実行し、一致する送信ポートの一覧を取得します。
Note
通常、指定された名前に一致する送信ポートは 1 つだけです。
これらの送信ポートのプライマリ トランスポート アドレスを設定します (インストール パスの相対パスで指定)。
これらの送信ポートを開始します。
このサンプルの場所
このサンプル ファイルは、次の SDK の場所にあります。
<サンプル パス>\管理\WMI\Start Send Port\
次の表は、このサンプルのファイルとその目的を示しています。
ファイル | 説明 |
---|---|
\VBScript フォルダー内のファイル : StartSendPort.vbs |
開始する送信ポートを指定するパラメータを取得すると共に、そのポートに関連付けられているプライマリ トランスポート アドレスの新しい値を必要に応じて取得する VBScript ファイル。 |
このサンプルのビルドと初期化
送信ポート開始のサンプルは、ビルドまたは初期化が不要な 1 つの VBScript ファイルで構成されています。
このサンプルの実行
このサンプルを実行するには
コマンド ウィンドウで、次のフォルダーに移動します。
<サンプル パス>\管理\WMI\Start Send Port\VBScript\
cscript プログラムを使用し、次のコマンド ライン引数 (2 番目はオプション) を渡して、ファイル StartSendPort.vbs を実行します。
<SendPortName>。 開始する送信ポートの名前。 送信ポート名にスペースが含まれている場合は、名前を引用符で囲みます。
<PrimaryTransportAddress>。 この引数を指定して変更できる、製品のインストール場所を基準としたプライマリ トランスポート アドレス。 プライマリ アダプタ アドレスに空白が含まれている場合は、名前を引用符で囲みます。
次に例を示します。
cscript StartSendPort.vbs "My Business Send Port" SDK\Samples\HelloWorld\Out\%MessageID%.xml
説明
BizTalk Server管理コンソールで実行できるすべてのタスクは、Windows WMI オブジェクト モデルにアクセスするスクリプトを使用して実行することもできます。
スクリプト ファイル StartSendPort.vbs には、実行する操作についての説明のある詳細なコメントが含まれています。 詳細については、「 Windows Management Instrumentation」を参照してください。