オーケストレーションの停止 (BizTalk Server サンプル)
オーケストレーションの停止のサンプルは、BizTalk Server オーケストレーションの停止方法および参加解除方法 (オプション) を示しています。
警告
展開スクリプトは、展開後に不要になった場合は、削除する必要があります。 保持する必要のある管理スクリプトおよび他のスクリプトは、ACL によってセキュリティで保護し、厳重に監視する必要があります。
このサンプルの処理
このサンプルを構成するスクリプト ファイル内の Visual Basic Scripting Edition (VBScript) スクリプトは、BizTalk Server WMI プロバイダーを使用して次の操作を実行する方法を示しています。
オーケストレーション名とアセンブリ名を受け取ると、展開された特定の BizTalk Server オーケストレーションに対するクエリを実行します。
そのオーケストレーションを停止します。
オーケストレーションを参加解除します (オプション)。
意味のある情報がユーザーに返されるようにエラーを処理します。
このサンプルの場所
このサンプル ファイルは、次の SDK の場所にあります。
<サンプル パス>\管理\WMI\Stop Orchestration\
次の表は、このサンプルのファイルとその目的を示しています。
ファイル | 説明 |
---|---|
\VBScript フォルダー内のファイル : StopOrch.vbs |
停止および参加解除 (オプション) の対象となるオーケストレーションを指定するパラメータを取る VBScript ファイル。 |
このサンプルを実行する
オーケストレーションの停止のサンプルは、構築または初期化が不要な 1 つの VBScript ファイルで構成されます。
コマンド ウィンドウで、次のフォルダーに移動します。
<サンプル パス>\管理\WMI\Stop Orchestration\VBScript\
cscript プログラムを使用し、次のコマンド ライン引数 (3 番目はオプション) を渡して、ファイル StopOrch.vbs を実行します。
<OrchestrationName>。停止するBizTalk Server オーケストレーションの名前。また、必要に応じて、登録を解除します。
<AssemblyName>。 指定したオーケストレーションが展開された BizTalk アセンブリの名前。 アセンブリ名に空白が含まれている場合は、名前を引用符で囲みます。
Unenlist。 オプションの文字列で、特定のオーケストレーションを停止および参加解除する必要があることを示します。
次に例を示します。
cscript StopOrch.vbs MyBusinessOrchestration "My Business Assembly"
\- または -
cscript StopOrch.vbs MyBusinessOrchestration MyBusinessAssembly Unenlist
説明
BizTalk Server 管理コンソールで実行できるすべてのタスクは、Windows WMI オブジェクト モデルにアクセスするスクリプトを使用して実行することもできます。
スクリプト ファイル StopOrch.vbs には、実行する操作について説明する詳細なコメントが含まれています。 詳細については、「 Windows Management Instrumentation」を参照してください。