BizTalk Server パフォーマンス チューニングのための設定ダッシュボードの使用
概要
設定ダッシュボードを使用すると、BizTalk Server のさまざまな設定を微調整してパフォーマンスを最適化することができます。 BizTalk グループ、BizTalk ホスト、および BizTalk ホスト インスタンスの設定を変更することもできます。
グループ レベルの設定: グループ レベルでは、BizTalk 設定ダッシュボードを使用して、構成の更新間隔、最大メッセージ バッチ サイズ、グループ レベルの追跡などのプロパティを設定できます。これらの設定は、BizTalk グループ内のすべてのマシンに適用されます。
ホスト レベルの設定: ホスト レベルでは、ホストの追跡、リソース ベースの調整に関連するプロパティ、メッセージ プロセスの調整に関連するプロパティ、オーケストレーションの調整に関連するプロパティなどの設定を変更できます。 これらの設定は、選択したホストのすべてのインスタンスに適用されます。
ホスト インスタンス レベルの設定: ホスト インスタンス レベルでは、オーケストレーション メモリの調整に関連する .NET CLR の設定とプロパティを変更できます。 これらの設定は、選択したホスト インスタンスにのみ適用されます。
BizTalk グループ、BizTalk ホスト、BizTalk ホスト インスタンスの設定の詳細については、「グループ設定を変更する方法」、「ホスト設定を変更する方法」、「ホスト インスタンス設定を変更する方法」を参照してください。
設定ダッシュボードによって、同じである必要がない複数の展開で BizTalk の設定をインポート/エクスポートすることができます。 ユーザー インターフェイスを使用して、ターゲットとソースの展開の間でホストとホスト インスタンスをマップできます。 これによって、ホスト名、コンピューター名、またはそれぞれの数が異なる環境に設定を適用できます。 BizTalk 設定のインポートとエクスポートの詳細については、「 設定ダッシュボードを使用した BizTalk 設定のインポートまたはエクスポート」を参照してください。