追加の MSVC ビルド ツール
Visual Studio には、ビルド出力を表示したり操作したりするための次のコマンド ライン ユーティリティが用意されています。
LIB.EXE を使うと、Common Object File Format (COFF) オブジェクト ファイルのライブラリを作成および管理できます。 また、エクスポート ファイルを作成したり、エクスポートした定義を参照するライブラリをインポートしたりすることもできます。
EDITBIN.EXE を使うと、COFF バイナリ ファイルを変更できます。
DUMPBIN.EXE を使うと、COFF バイナリ ファイルに関する情報 (シンボル テーブルなど) を表示できます。
NMAKE を使うと、メイクファイルを読んで実行することができます。
ERRLOOK (エラー検索ユーティリティ) を使うと、入力した値に基づいてシステム エラー メッセージやモジュール エラー メッセージを取得できます。
XDCMake。 XML タグでマークアップされたドキュメント コメントを含むソース コード ファイルを処理するためのツールです。
BSCMAKE.EXE (下位互換性のためにのみ提供されています) を使うと、プログラム内のシンボル (クラス、関数、データ、マクロ、型) に関する情報を含むブラウザー情報ファイル (.bsc) を作成できます。 この情報は、開発環境内のブラウズ ウィンドウで表示します。 (.bsc ファイルは、開発環境でも作成できます。)
Windows SDK には、RC.EXE などのビルド ツールもいくつか用意されています。これは C++ コンパイラによって呼び出され、ダイアログ、プロパティ ページ、ビットマップ、文字列テーブルなどのネイティブ Windows リソースをコンパイルします。