/CLRIMAGETYPE (CLR イメージのタイプの指定)
リンク イメージで CLR イメージ タイプを設定します。
構文
/CLRIMAGETYPE:{IJW|PURE|SAFE|SAFE32BITPREFERRED}
解説
リンカーは、ネイティブ オブジェクトだけでなく、/clr を使用してコンパイルされた MSIL オブジェクトも受け入れます。 /clr:pure および /clr:safe コンパイラ オプションは Visual Studio 2015 では非推奨になり、Visual Studio 2017 以降ではサポートされていません。 同じビルドに混在するオブジェクトを渡すと、生成される出力ファイルの検証可能性は、既定で入力モジュールの最低レベルの検証可能性と等しくなります。 たとえば、ネイティブ イメージと (/clr を使用してコンパイルされた) 混合モード イメージを渡すと、結果のイメージは混合モード イメージになります。
/CLRIMAGETYPE を使用すると、必要に応じてより低い検証可能性を指定できます。
ファイルの CLR イメージのタイプを判断する方法については、「 /CLRHEADER」を参照してください。
Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。
[構成プロパティ]>[リンカー]>[詳細] プロパティ ページを選択します。
[CLR イメージ タイプ] プロパティを変更します。
このリンカーをコードから設定するには
- 以下を参照してください。CLRImageType