/FU (強制 #using ファイルの名前の指定)
ソース コード内の #using ディレクティブにファイル名を渡す代わりに使用できるコンパイラ オプションです。
構文
/FU file
引数
ファイル
このコンパイルで参照するメタデータ ファイルを指定します。
解説
/FU スイッチには、1 つのファイル名だけを指定できます。 複数のファイルを指定するには、それぞれに/FU を使用します。
C++/CLI を使用していて、フレンド アセンブリ機能を使用するためにメタデータを参照している場合は、/FU を使用できません。 #using
を [as friend]
属性と共に使用して、コード内でメタデータを参照する必要があります。 フレンド アセンブリは、Visual C++ コンポーネント拡張機能 C++/CX ではサポートされていません。
共通言語ランタイム (CLR) 用のアセンブリまたはモジュールを作成する方法については、「/clr (共通言語ランタイムのコンパイル)」を参照してください。 C++/CX でのビルド方法について詳しくは、「アプリケーションとライブラリのビルド」をご覧ください。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。
[構成プロパティ]>[C/C++]>[詳細] プロパティ ページを選択します。
[#using の強制] プロパティを変更します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- 以下を参照してください。ForcedUsingFiles