/MIDL (MIDL コマンド ライン オプションの指定)

MIDL コマンド ライン オプションの応答ファイルを指定します

構文

/MIDL:@<ファイル>

引数

ファイル
MIDL コマンド ライン オプションが含まれるファイルの名前。

解説

IDL ファイルから TLB ファイルへの変換に関するすべてのオプションは、<ファイル> で指定する必要があります。MIDL コマンド ライン オプションを、リンカーのコマンド ラインで指定することはできません。 /MIDL を指定しないと、MIDL コンパイラは IDL ファイル名のみで呼び出され、他のオプションは使用されません。

ファイルには、1 行に 1 つの MIDL コマンド ライン オプションが含まれている必要があります。

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[リンカー]>[埋め込み IDL] プロパティ ページを選択します。

  3. [MIDL コマンド] プロパティを変更します。

このリンカーをコードから設定するには

関連項目

MSVC リンカーのリファレンス
MSVC リンカー オプション
/IDLOUT (MIDL 出力ファイルの指定)
/IGNOREIDL (属性を MIDL に挿入しない)
/TLBOUT (.TLB ファイル名の指定)
属性付きプログラムの作成