/PGD (ガイド付き最適化のプロファイル用のデータベースの指定)
/PGD オプションは非推奨です。 Visual Studio 2015 以降では、代わりに /GENPROFILE または /FASTGENPROFILE リンカー オプションを使用してください。 このオプションは、ガイド付き最適化のプロファイル プロセスによって使用される .pgd ファイルの名前を指定します。
構文
/PGD:filename
引数
filename
実行プログラムに関する情報を保持するために使用される .pgd ファイルの名前を指定します。
解説
非推奨の /LTCG:PGINSTRUMENT を使用している場合は、/PGD を使用して、.pgd ファイルの既定以外の名前や場所を指定してください。 /PGD を指定しなかった場合、.pgd ファイルのベース名は出力ファイル (.exe または .dll) のベース名と同じになり、リンクが呼び出されたのと同じディレクトリに作成されます。
非推奨の /LTCG:PGOPTIMIZE オプションを使用している場合は、/PGD オプションを使用して、最適化されたイメージの作成に使用する .pgd ファイルの名前を指定してください。 filename 引数は、/LTCG:PGINSTRUMENT に指定された filename と一致する必要があります。
詳細については、「ガイド付き最適化のプロファイル」を参照してください。
Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。
[構成プロパティ]>[リンカー]>[最適化] プロパティ ページを選択します。
[ガイド付きデータベースのプロファイル] プロパティを変更します。 [OK] を選択して変更を保存します。
このリンカーをコードから設定するには
- 以下を参照してください。ProfileGuidedDatabase